太田光、安保法案反対デモに「有効性はないと思う」その真意は?
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デモについて書かれるとき、何故にデモに有効性を期待するのかが、就職に不利なる発言などと共に、理解不能だ。
デモは、それが少数意見であれ、多数の民意を反映したものであれ、今主張したいものを、できるだけの数をもって、できるだけ簡単な論理で訴えることであって、それがストレートに国政に反映するものではない。
場合によっては、デモの主張や民意を積極的に取り込んで、民意に添った政治をする為政者はいるかもしれませんが、幅広い民意に添って集約された民意が多い場合は、それを否定する為政者である場合は、当然大きくなる。
だから、デモを否定することは、逆に個々の意見を否定し、それらがある程度の大きさ以上の共通意見を否定することになると思う。
安倍首相がそう考えているかどうかは別にして、『安倍さん二度とこれ(憲法改正)できないです。大騒ぎになったし、』と彼が考えているのだとしたら、その大騒ぎのところで、デモの有効性はあったということになりはしないか。
以前にも書いたことがあるが、安倍首相は、戦後日本の価値観を否定し、憲法を遵守するつもりがないことに問題がある。
ヘイトデモの時は、デモ否定発言は多くはなく、安保法制反対デモに、多くのインテリゲンチャと思われる人の否定発言が多かったことは、このデモが、それなりの大きな効果があったという点で、有効であったと思う。