モータリゼーション2.0で何が変わるか、変わったのか
コメント
注目のコメント
ちなみにここでいうDAUは車体に乗ることだけを言ってません。むしろ逆で、車自体に乗らずともどう毎日車のサービスにエンゲージされるかということです。給油や駐車、レンタルや保険やパーツはもちろん、アパレルや雑貨や旅行や音楽でユーザと繋がり、デジタルプラットフォームを通じて顧客をよりよく知れるということです。現代の最大の経営リスクは市場や顧客と自社の提供する価値とのギャップに気付くスピードが遅れることです。エンドユーザの日々の情報がとれない会社は今後勝ち目がありません。
自動車とICTがかけ合わさろうとしているこのタイミングで、電気自動車に積極的な日産とドイツのインダストリー4.0を支えるSAPの方とのパネルのモデレーターをさせていただくという機会に恵まれました。特にSAPの戦略は輸送手段の自動車の先にいる顧客を含めて考えているというのは、なるほどと思いました。日産もNASAと自動運転の取り組みを行うなど、すでに地上戦だけではないな、とも改めて思いました。CESやCEATECがすでに電機メーカーの展示会でなくなっているように、枠組みが変わるフェーズは混とんとして考える楽しみがありますね。