【堀江×ロンジン】ソニーは、自動運転車、ロボット、ドローンに挑むべきだ

2015/9/16

空のドローン、地上のクルマ

──前回は、ソニーの狙うべき市場として、ヘルスケアテックを深掘りしました。ヘルスケアテック以外に、新しいソニーの主軸となり得る事業はありますか。
堀江 IoT(Internet of Things)系はいけるんじゃないですか。たとえば、ドローンは市場としてまだいけると思いますよ。
ロンジン ソニーはすでにドローン事業を始めていますね。ドローンは何の領域に入るんでしょうか。
堀江 IoTです。たとえば、スマートフォンというのはIoTデバイスの中のワン・オブ・ゼムなんですよ。だからIoTには、ロボットも入るし、自動運転車も入ります。そう考えれば、ソニーがクルマをやるのもいいですよ。
ロンジン 自動車の分野は市場規模がかなり大きいですもんね。
堀江 だからクルマとドローン。つまり、空のドローンと地上のクルマ。そこに海が加わったら面白い。あとはロボットですよ。ソニーは昔、アイボをやっていましたし。そもそも、なんでアイボを発展させていかなかったのか不思議でしょうがない。
──ロボットということは、AI分野を強化するということでしょうか。
堀江 ロボットは、AIというよりも、ビッグデータなんですよ。