【エンタメ編】収益率の差は4倍。ソニーのお手本はディズニー
2015/9/11
ソニーの中で安定して稼いできた、映画・音楽事業。ただ、他のメディア・コングロマリットと比べると、その収益率は決して高いとは言えない。アナリスト集団ロンジンの泉田良輔アナリストが、エンタメ事業の収益率アップのポイントを説く。
サードポイントは、なぜエンタメ事業の上場を迫ったのか
第4回でも触れたように、現経営陣は、映画と音楽からなるエンターテインメント事業を、全社の収益をけん引する“成長事業”と位置付けている。
そうしたメッセージが、投資家に対して、明確かつ大きな声で叫ばれるようになったのは、2013年5月にアクティビストであるサードポイントがソニーにとある提案をして以降のように感じる。
サードポイントのソニー平井一夫社長への提案は、次のようなものだった( こちらのPDFを参照)。
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この連載について
2015年第1四半期は、デバイスやゲームの好調により利益が回復したソニー。長きにわたる停滞は終わり、底打ちしたと言えるのか。今後の成長と生き残りのために、ソニーはどんな戦略で食っていけばいいのか。エレクトロニクス、金融、ゲーム、音楽、映画など事業別にソニーの「生き残り戦略」を考える。
時価総額
21.4 兆円
業績

時価総額
16.6 兆円
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