日系自動車メーカーが直面する「次世代」の現状をざっくり理解する
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次世代自動車というと、新しい技術やITといった方面が注目されがちですが、今回は既存の技術開発や各種規制などを中心にまとめてみました。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違いなど、基本的かつ確認しきれていなかったことを勉強するよい機会にもなりました。
各社の取り組みについては、全ては紹介しきれていませんが、アプローチの仕方は様々で、今後これらがどのように広がっていくのか楽しみです。自動車のエネルギーから見た全体像と、環境車開発に関連する規制、一方で内燃の可能性など、主要な論点が網羅されている。
触れられていない論点として、カーシェアや輸送モードの議論があると思う。自動車というのは、点と点を自由度高く結べるのがメリットの輸送モード。一方で効率や安全性などから考えるとあまり高くない。それゆえシンガポールなどは鉄道(固定路線で初期投資大)>バス(路線は決めるが変えられる)>自動車(タクシー・自家用車)という感じに、輸送密度を意識して設計している。加えて、ネットの発達や社会の需要度により、シェアリングは増えている。昔からのレンタカーだけでなくカーシェアや、自分自体の車を短期間貸すサービスも登場してきている(日本では下記DeNA)。
またそもそも病院の集約など社会全体のコストを考えると、コンパクトシティは一層必要となる。そうすれば現在分散している居住地が集約され、輸送密度が高まり、鉄道・バスなどの合理性も増える。開発動向として規制は重要で、併せてこのような外部環境としての社会側の変化も見ながら、未来のシナリオを考えていきたい。
https://newspicks.com/news/1148319?ref=user_100438