事業会社だからこそできる ベンチャー投資の魅力
コメント
注目のコメント
起業家は常に事業成長に繋がる情報を欲してるため「こうやって売上を上げられます」の方が役に立つかもしれませんので、事業会社系VCとして、全力で事業ノウハウを提供していきたいと思っています。
独立系、金融系、事業会社系、外資系と色々な「系」がありますが、ベンチャー各社にとってのニーズはバラバラなので、一概に何系がいいというのは断言できませんし、すべきじゃないので、ミステリアスだなぁと思われる方がいらっしゃいましたらFacebookでも何でもいいのでご連絡頂ければ幸いです。
よく「日本のVC市場(年間投資金額)は米国と比べると遥かに小さい」と言われます。一説によるとAndreesen Horowitzの1個の運用ファンドより小さいと。肌感覚としてそうだろうなぁと思いますし、業界構図としてはTechCrunch記事にもあった通り、事業会社の関与が多い気がします。
いずれにしても新しい企業による新陳代謝によって、経済が発展してきたという事実があります。
個人的に、大きな視点で小さくコツコツ積み上げながら頑張りたいと思っています。
コメントにある色々な意見を真摯に受け止めて、れっきとした仕事として皆さまに認めてもらえるよう頑張りたいと思います。淺田さんなくして、今のITV(伊藤忠テクノロジーベンチャーズ)は無い。
2012年に淺田さんが出向でいらしてから、伊藤忠商事本体、伊藤忠グループ各社とITV投資先スタートアップとの事業連携が急速に進み、形となった。
それが今回新たにスタートした新ファンド設立にも大きく影響している。
ロジカルでスマートかつ情熱的で泥臭いことも出来る。結局、上手くいくもいかないも、誰が起点となるか。私の仕事は放送事業会社のコーポレート部門の戦略系(+新規開発)業務であり、金融の専門職ではありません。そのため目的も財務的なものより戦略的な成果を求められます。具体的には事業会社の継続的な成長に繋がる新しい取り組みを目指して、様々なオプションのひとつとしてCVCを活用しています。
特にCVCを通じた起業家との取り組みは、人材育成、意識改革に高い効果を感じます。当然、私自身心に火がつき意識が変わりました。新規事業を生み出すには、何よりまず生まれ易い組織風土を整えること、現在はまだここに取り組んでいる段階です。また事業会社としてパートナーであるベンチャーを支援できるのは自社が持つ様々なリソースを提供して、加算型で一緒に新しい取り組みを考えていくことが求められます。この過程を通し、ひとりでも多くの仲間の心に火をつけたいと思っています。
蛸壺的に議論しても新しい取り組みはなかなか生まれません。そこでCVCを活用し、起業家だけでなく財務、法務、戦略など様々な外部の専門家と社内双方に協力してもらえる場を提供しながら日々泥臭く挑戦しています。社内外複合的な要素を組み合わせて作り上げる作業なので、分析型思考ではなく創造型思考の方にはやりがいのある仕事だと感じます。