JT執行役員永田氏は「事業をよくするツボ」を探る
NewsPicks編集部
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注目のコメント
永田さんに話を伺うまで、正直なところ、CSRのイメージは、あまり良くありませんでした。企業はそもそも、社会のために事業をするのに、経営と遠いところにあると感じてました。
でも、企業の社会的責任が問われる時代に、CSRの進め方も革新できるし、それが経営改革にもつながると、インタビューを通じて感じています。ナニカが私の感覚とはちがう。先入観かもしれないが、大企業のサラリーマン感が満載な気がする…。
ところで、私は安易に人を"ほめる"のは避けるべきだと思う。
なぜなら、ほめるという手段は、相手をコントロールしようとするときに使う場合がほとんどで、自分が相手よりも"格上"だということを、相手にも伝えるものだからだ。(「すごいですね~!」と言われ過ぎると、何かバカにされたような、何か他に意図があるのでは?と思う経験をしたことがある人も多いのでは。)さらに怖いのは、相手の行動の動機を"ほめられるからやる"にクセづけてしまい、内向きにさせてしまうことだ。
安易にほめるのではなく、相手を一人の人間として対等に見た上で"感謝する"方が、ずっと建設的だと思う。結局人がついてこないと何もできない。年上のおじさま部下の方たちの説得など、「まずやってみましょうよ」の次は結果次第。時に調整、時になにがなんでもやってみようのバランスがきっと絶妙なんだと思う。