新着Pick
265Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
連載の第4回目になります。

タイトルは『VCから投資を受けるのに大切なことは何ですか?』ですが、実は一番お伝えしたかったのは、ファイナンスの手法やテクニック論ではありません。

お伝えしたかったのは、“目線あわせ”=質的にどんな形で事業をしたいのか、量的にどれくらいの所を目指すのかという、が一番大事なんじゃないかということです。

企業には様々なステークホルダーがいます。メンバーにしても、株主にしても、何を大切にしているのかの価値観に共感し、どこを目指しているのかという規模感のイメージが合って、はじめて参画し、企業と持続的な信頼関係を築くのです。その意味では、まずは経営陣を中心とした創業メンバーで目線をしっかり合わせ、その他のステークホルダーにちゃんと伝えられるようにしておくことが大事になります。

そして、その目線に、“良い/悪い”、“正しい/正しくない”は無いと思っています。それこそが、起業家の想いそのものなのです。

そう言う意味で言うと、記事の中でも言っていますが、VCはどんな状況にでも使える万能なファイナンスの手法でもなければ、ましてや投資を受けてVCのお墨付きをもらうことが、良い事業の証左では決してありません。

シンプルに、自分たちの目指す地平に辿りつくために、最適なファイナンスの手法があり、それにVCが適しているなら、事業成長をブーストするニトロとしてうまく使えば良いだけなのです。また、目線さえ合っていれば、投資家を説得し、投資を受けることも難しくありません。

起業家にとって、自分たちが目指す目線があり、常にそれにピュアであることこそが、良い事業であり、起業家として正しい姿なのだと思います。

ps
そして、今回カジケンさんの結びも見どころです。アップルで10年のベテランならではの含蓄があります。大企業内にいる起業家志望の人や、悶々としている人には大いに刺さると思います。
VCによる出資とは体の一部を売り渡す「悪魔の契約」であり、それによって車を急加速させる「ニトロ」である。VCで長年実績を積んできたからこその洞察と説得力ですね
コンサルタントは、クライアントが相談に来ても「それってコンサル要らないんじゃ?」と言えたり、M&Aやシステム構築の支援の依頼でも「それってそもそも要らなくないですか?」と言えることが真の姿と思いますが、VCも出資の相談に来た有望ベンチャーに「それってVCいれない方がいいのでは?」といえる人が中期的には信頼を得るのだと思います
「外部投資家の資本を迎え入れる瞬間が、ルビコン川を渡る瞬間」とにかく慎重に。この言葉に尽きます。
目的と手段をしっかり切り分けて、やること・やらないこと決めるのが重要と改めて重要と感じる。特に、VCにとっては目的はやはりリターンであり、上場や企業売却は手段。会社にとってはこれらは基本的には手段であるわけで、そこのバランスをどう取るか、本当にその目的が異なる主体からの資金を入れるべきかは、会社という法人にその後ずっと影響する分岐点。
今回も面白かった!特に最後のところ。チャンスはもらうものじゃなくて掴むものですね>一方で、会社員にとっては、社内の意思決定プロセスが複雑な場合が多く、社内の誰と誰をうまく巻き込んで、みたいなことにどうしても時間がかかるし、下手したら一度否決されたら次のチャンスは来年度の年間予算策定まで待たないといけない……みたいなことがザラにあります。

また、企業内で独立採算性の事業部や子会社を任されているなら別ですが、会社全体の四半期や年間計画の中で、施策単位で予算を申請して承認されるという経験しかしたことがない人は多いと思います。事業や会社のP/Lには何かしら関与できても、B/Sは任せてもらえない、と言い換えても良いかもしれませんが。

そういう意味では、今大企業勤務でベンチャー起ち上げを考えている人は、副業なりでまずは自分で会社全体を回す経験をしておくって大事かも、ですね。
グロービスの高宮さんや今野さんは非常に冷静に”投資”という行為を見つめているのでたまにお話をしていても勉強になることが多い。早い段階で今野さんや他の投資家の方に色々と教えてもらえたのは今の事業運営にも活きている。
本当に、VCからの資金を調達する際はその意義を考えないといけないし、設計もきちんとしないといけない。外部から資金を受け入れる以上何かしらのEXITを目指す必要が出てくるわけで、それまでにいくらの資金が必要で各段階での株の放出はいくらまでならできるのか、考えないといけない。"資金調達のセオリー"が浸透していないことは日本のスタートアップ業界にとって非常に損だと思う。
Agree with MJG2015 sanです
「株主」というから、何かの持主(=ご主人さま)のように見えるが、投資期限のある外部投資家であり、多くは「金融債権所有者」でしかない。いずれExitし、どこかで元本と果実を回収する宿命を負っている。株式を公開するということは、こうした外部投資家に収益機会を約束するということだ。他方、収益機会を社会システムとして形成しているのが、資本市場であり、そこには、根幹となるルールと市場参加者が守るべき役割と規律がある(カジノですら、役割分担、賭け事のルールがありカジノの規律があるではないか)。これが嫌なら、株式を公開しないことだ。
とはいえ、大きくなるポテンシャルのある会社にしかVCは出資しないのです。