ベゾスも出資。ビジネスインサイダーCOOが語る「急成長の秘密」
2015/08/30, NewsPicks編集部
米国の経済ニュースでビジター数トップ
ベゾスも出資。ビジネスインサイダーCOOが語る「急成長の秘密」
2015/8/30
2007年に設立された、デジタル・ネイティブの経済メディア「ビジネスインサイダー」。同メディアは、ウォール・ストリート・ジャーナル、フィナンシャル・タイムズ、ブルームバーグなど大手経済メディアを抑え、月間ユニークビジター数で米国トップに立っている。なぜこれほどの急成長を遂げることができたのか。COOへのインタビューを通して、その秘密を探る。
話題のスキャンダルをスクープ
「ヘイリー・ピーターソン記者は、ジャレッド・フォーグルの事件をスクープしたのよ」
オンラインネイティブの経済ニュースメディア「ビジネスインサイダー(BI)」のジュリー・ハンセンCOOは、ニューズルーム内のスクリーンを見ながら、にっこり微笑んだ。
スクリーンには、記者の名前と顔写真、一定期間に書いた記事の本数と、記事へのアクセス数が表示されている。8月19日夕方、ピーターソン記者へのアクセス数は、ほかの記者の2、3倍と飛び抜けていた。
フォーグル被告は、サンドイッチチェーン「サブウェイ」のターキーサンドを食べ続け、100キロ以上減量して有名になり、一躍、同社の人気広報マンになった。しかし、イベント参加など出張の際、14〜18歳の未成年14人を買春した疑いで、今年7月、米連邦捜査局(FBI)の捜査を受けた。セレブから犯罪人へと堕ちたわけだ。
ピーターソン記者は、フォーグルが訴追される前に、未成年を買春したことを告白するテキストメッセージ(日本ではショートメッセージ)がFBIの捜査令状に含まれていることをスクープした。
newspicks.com
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