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経済共同体としてのASEANのポテンシャル

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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    最後の7回目は「経済共同体」を取り上げました。ASEANの地域協力の実務では「経済統合」という言葉は使われなくなり、「連結性(コネクティビティ)」と表現されます。分野ごとの協力や、国同士よりも各国の都市や地域単位をつなぐ、という意味合いで使われています。柔軟に発展を続けるASEAN協力らしい表現の方法です。これもASEAN Wayの精神であり、「やれるところから、つないでいこう」と言えるでしょう。

    ASEAN経済共同体(AEC)が発足することは重要なイベントですが、それに至る経緯としての協力はそれなりに進んできています。AECが劇的な変化をもたらすのでは無く、すでに変化が積み重なってきているのがASEANの自由貿易体制です。

    また、東アジア包括経済連携(RCEP)はなぜかあまり知られていません。TPPに注目が集まりがちですが、RCEPも日本、中国、インドが参加する大きな自由貿易圏となります。上手くいけば本年中に交渉妥結、3年後ぐらいには各国で国会承認など国内手続きが終了して、発効すると言われています。

    過大評価も過小評価もしないようにすること、ありのままの東南アジアを見つめること、それがこの地域のポテンシャルを性格に測り、東南アジアの人々と共に日本が発展していく道だろうと思います。ASEAN Wayの精神には、日本のあり方としても学ぶところが多いのではないでしょうか。

    アジアにおける分業とサプライチェーンは既に長年をかけて、拡大発展していますが、AECやRCEPがそれを更に後押しし、「アジア大分業時代」を迎えるのではないでしょうか。地域全体が相互補完するという発展のあり方が、とりあえずアジアが向かう方向になりそうです。

    7回+予告編の計8回分の記事を最後までお読み頂きありがとうございました。

    追伸:
    これまでに頂いたコメントには、必ずしもお答えし切れていないところがありました。こちら(インドネシア西スラウェシ州ポレワリ・マンダール県)の回線がかなり低速・不安定で、対応が難しい状況でした。後付けになりますが、26日〜27日にはスラウェシの中核都市マカッサル、そしてジャカルタへと移動します。回線状況が改善される見込みですので、各連載に追記します。追記が終わり次第、この7回目のコメント欄でお伝えします。


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    コーポレイトディレクション Managing Director

    面白い連載でした。とはいえ基礎データ系はなかなか頭に入らないが、今回は共同体としての「ASEAN」という視点で分析されており、そういえばASEAN、ASEANと言いながら、普段そういう見方で見てなかったと気づかされる
    共同体としてのASEANは、内政不干渉、無理をせず出来るところを、全会一致、対外では一致した行動を重視、というキーワードだけでもとても有益だった
    あとは、なるべく現地に足を運ぶことですね


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ASEAN Wayに関して、これはアジアだからできるという部分もあると思う。宗教的にイスラム教やキリスト教が多い地域もあるが、仏教・ヒンドゥー教など多神教も多く、また多神教の人がいるという認識があるから、白黒つけないことにも慣れている。そのなかで、不干渉や合意できるところを合意するというアプローチが可能な部分もありそう。
    あとは、経済レベル・経済モデルが異なる国の集合体のため、元々限界を意識して運営している部分も現実論にプラスに効いているかもしれない。一方で、先進国レベルにある国もあるから、国際会議でのプレゼンス含め、情報という点で「運転席にいる」ために必要なリソースも得られる。ここらへんが絶妙なバランスなのだろう。
    カントリーレポートにも期待!!


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