管理職ゼロ。ザッポスが目指す、イノベーティブな組織
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以前、ザッポスの本を読んだことがあるけれど、社員のことを家族のように考え、街ぐるみのコミュニティとして育てていく。というようなことが書かれていて、これって社宅で運動会とかやっていた、ちょっと前の日本の会社なんじゃないかなぁと思ったのを思い出した。
先進的ないろんな取り組みをしていて、参考にする部分は多いだろうけど、実は日本的な面も多いと思う。明日以降の続きに期待。ザッポスは、とても参考にさせてもらっている会社の一つ。上場せず、アマゾンに買収された事は良かった気がする。理解ある株主の元、しっかり腰を据えて理想の会社作りを追求できているように見える。後、ワークとライフを「バランス」させるのではなく、「統合」させる。これは追求したい姿。
トニーシェイの訃報を今朝知って、心の中にぽかんと穴があいたような気分だった。ザッポスを引退してこれから新しい人事コンサルのような仕事をするということを聞いて、世界にこれからどんなインパクトを与えていくんだろうとワクワクしていた。
トニーシェイがいう「ワークライフの統合」という考え方は
日本人は特に抵抗があるのではないだろうか。
家庭を顧みない男性はアンクールで
残業をしたり会社に多くを求める企業はブラックで
という中でワークライフバランスは多くの人が「なんとなくの共通理解」でぼんやりと共有しているポリティカリーコレクトな言葉としての地位を確立した。
それぞれ自分の主張を通したい時にワークライフバランスという言葉の中で語った途端、あまりしっかり議論が出来なかったり本質的な話が出来なかったりする。
仕事を楽しむこと、仕事に生きがいを感じることは
必ずしもがむしゃらな長時間労働を言うわけではないのに
なぜ多くの人はそういう風に思考停止的にそうやって結論付けるのだろう。
トニーシェイが目指していたワークとライフの統合というコンセプトを
もう少しみんなが丁寧に向き合ったら
仕事がもっと豊かな時間になっていくのではないだろうか。