ZARA vs. ユニクロ。5年後にユニクロが勝つ確率は1%
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この議論は勝ち負けの基準と分析単位をどこに置くかに依存する。インディテックスとファストリテイリングはいずれも会社(=事業集合)であり、事業(ZARAとかUNIQLO)の勝ち負けを論じるにはズレがある。事業レベルで言えば、ZARAとUNIQLOは、違うどころか真逆の戦略でそれぞれに成功しており、いずれも勝者。スポーツとビジネスの競争とで決定的に異なるのは、後者には勝者が複数ありうるということ。
分析は基本的なモデルや数字をさらっていて面白いが、いわゆる「市場」の視点がないまま結論を出しているのは違和感がある
記事にある通り、両者はモデルが違う。モデルが違うということは消費者に与える価値が違うということ。どちらが選好されるかは、エリアによって、また時代によって移ろうのが消費財の世界だし、嗜好性の強いアパレルは特に。今の消費者ニーズが変わらないという前提で、財務的に勝つのはこちら、という限定つきの結論が正しいでしょう