スマホをカーナビにする人が増えている?
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注目のコメント
みなさんのご指摘とはまた少し違った視点から。
最新の状況は知らないのですが、スマホとカーナビではインタフェースが違うんですよね。拡大しようと思うと、画面端の+ボタンを押したりしなければならず、スマホのようなピンチができない。画面を移動しようとすると、移動したい先をクリックしなければならず、ドラッグができない。
スマホのインタフェースに慣れてしまった人にとっては、カーナビ独自の操作性は不便でしかない。
以前聞いた話では、安全のために許容されるタッチ操作の種類が業界内である程度規定されているらしく、なかなかそうはならないのだとか。
そもそも、進行方向の情報をより多く知りたいのだから、画面は縦長であるべきだと思っているのだけれど、これも助手席の人のエンタメのために横長である必要があるとかなんとか。このあたりの柔軟性の低さも問題かなぁと。アメリカも含め車上荒らしが頻発する治安の悪い国では据付型HDDよりもGarminなどの取外可能なHDDが支持されてきた。
スマホアプリの方が簡便だし盗難の心配も無い。高いお金をかけて据付型も取外型も買わずにタブレットやスマホでカーナビを代用させるのは頷ける。
実際よくスマホナビ使うけど、アメリカで英語に設定しておくとiPhoneのナビも地名や通りの名前まで行ってくれるので非常に便利。
カリフォルニア州の法律では運転中にスマホに触ってはいけないので停止中に操作するのが望ましい。
追記
牧野さんコメントに付け加えると、iPhone登場まではタッチパネルと言えばニンテンドーDSや駅の券売機で使われているような押し込むタイプの抵抗膜方式のものが多かった。ピンチアウト、インをスワイプで出来るような多点検知の静電容量方式はiPhoneの爆発的ヒットで一般的になった。
その後自動車メーカーには「なんでカーナビのタッチパネルはスワイプトか出来ないの?」という要望がどんどん来るようになり、そこから開発が始まっており、車載製品の開発期間はどうしても数年単位に及ぶのでまだ世の中にはそれほど沢山の静電容量方式タッチパネルのカーナビは出回ってない。
下記記事でも色々説明あるので紹介しておく
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150810-00000057-it_monoist-ind
以下本文記事
「まず、静電容量方式が車室内で発生するさまざまなノイズの影響を受けて誤動作を起こしやすいのに対して、抵抗膜方式は押された部分を確実に認識することだ。次に、ドライビンググローブなどの手袋を装着して操作する場合、一般的に静電容量方式は操作できないが、抵抗膜方式は操作できる点が挙げられる。そして、静電容量方式よりも抵抗膜方式の方が安価なことだ。
ただし、表面を押しこめるような膜にしなければならない抵抗膜方式に対して、静電容量方式は表面にガラスやプラスチックのパネルで覆うことができ、デザイン面では抵抗膜方式よりも静電容量方式が圧倒的に有利になる。スマートフォンと同様の操作性の実現、そしてデザイン面の優位性、そして採用拡大によるコスト削減効果もあって、着実に静電容量方式の車載タッチパネルを搭載するカーナビやディスプレイオーディオが増えている。」