なぜオーストリア・リーグは外国人枠がなくても破綻しないのか
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オーストリア・ブンデスリーガでは外国人枠が存在しません。日本人選手の競争力アップのためにも「Jリーグでの外国人枠を撤廃するべきでは」との考えも業界内であると耳にしたことがありますが、オーストリア・サッカーの歴史が証明したように、外国人枠を撤廃するのみでは自国選手が育つ環境に悪影響を与える可能性もゼロではありません。
この問題に直面したオーストリア・ブンデスリーガが生み出した、世界的に見ても珍しいオーストリア独自のテレビ放映権収入の分配システム。
「テレビ放映権についての話」となると通常ならば「サッカービジネスの話」のみになりますが、オーストリアでは「外国人枠を撤廃したリーグ規定と自国選手の育成促進を共存させる重要なツール」になっています。
そして、この取り組みが現在では代表チームのみならず、国のサッカー力強化に繋がっています。
オーストリア・ブンデスリーガのように「Jリーグと経営規模がほぼ同じリーグ」に注目すれば、日本サッカーの将来のために参考になる部分が多々もあるかもしれません。
注目のコメント
Jリーグが参考にすべきアイディアではない。既に日本は代表のレベルが毎回ワールドカップに出場できるレベルに上がって行ってる。いまこそアジアが外国人枠を撤廃できない間に撤廃すべき。外国人枠はいわば関税障壁の様なもの。そして、ヨーロッパのマイナーなリーグをお手本とするより、これから成長するアジアでNo1のリーグを目指すチャンスだ
クラブの資金力によって、異なる戦略を選べるのがミソなのだろう。面白い。ただ仮に同じようなシステムをJリーグに導入しても、外国人を多く獲得するクラブはそんなに出てこない気がする。Jリーグは各チームの色が出てくるような仕組みつくりを考えないと。言うは易し、であるが。