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コメント
注目のコメント
直接お会いしたことはないですが、びっくりするほど、言っている内容に違和感がなく共感できてしまう(笑)
実態とは少し違う「外向けストーリー」ということなのか、実は目指すところは似た精神なのか。。。
・売るでなく、本当に必要な時に相談される存在であるべし
・実行は重要だが、自身がいなくなることが最終目的で無為に居すわらない
・新卒もゼロベース志向は武器で20代での大きな経験を積めることに意義がある
・言葉を尽くした提案も、実際の「モノ」に負けることがある
あたりについては、同じ感覚です。
ただ、個人的なカーニーさんのイメージは、とにかくコスト削減周りの「ソリューション化」が進んでおりそれが武器という感覚です。その意味で、インタビューで「戦略と実行」と言っているのも「コスト削減戦略」と「実際のコスト削減」というように置き換えたような意味あいも強いのかもしれません。
昔聞いて驚いたのは、極端な例では全国に支店があるような大企業で、各支店でばらばらの新聞を取っている場合、どのように集約しどのように交渉し、過去の事例から単価をこのくらいまで下げられるというのがパッケージ化しており、それを調査し実行すればたかが「新聞代」であっても大企業だとそこそこの削減インパクトになるので、将来削減分も含めてフィーをもらうことができる、というような「ソリューション」を細かい費目単位で揃えて組み合わせていける、ということでした。これはクライアントから見れば、高い確率で確実にコストが下がるという意味で価値のあるサービスですし、コンサルタントの資質に左右されないので「コンサルティング事業の産業化」の視点からは素晴らしい、と感じましたが働いている人から見たやりがいとかはどうなのかな、と感じた次第。
「コスト削減に強い」という「売り」があるのは差別化になって良いと思う一方で、「定型化された時点でそれは本当のコンサルティングなのか?」と疑問をもってしまうような職人肌のコンサルタントには根本の考え方で相容れないのが悩ましいところです実行支援の先にあるのは、コンサルがいなくても現場が回るようにするイネーブルメント(自走化)の支援。しかし、クライアントが自立するとコンサルビジネスにとってはマイナスなのではないか。そうした問題意識の下に尋ねました。納得のいく答えを返していただきました。
「新卒で入っていたらダメだったかもしれません」
→ たしかに、この方やマッキンゼーの大前さんや、ボスコンの堀さんのように、まっとうな意見を言う大物コンサルは"新卒でコンサル会社に入らなかった人"である印象。ビジネスの現場経験が無いと説得力やセンスが磨かれないと言うことか。
「今やアメリカのMBAホルダーにとってコンサルタントは人気職業では無くなっている」
→ 今、海外若手エリート達がこぞって行きたがる職場は、起業、テクノロジーベンチャー、プライベートエクイティ、ヘッジファンド。なんだかNP的な雰囲気だが笑 才能と金は常に互いを求め合っている。