最先端の人工知能開発者は今、何を考えているのか?
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まずは大脳皮質部分のモデル化、それが世の中に広がるのが5〜10年後、全脳アーキテクチャについては更に20年くらいかかりそうですね。
アメリカでは弁護士が人工知能に取って代わられていますが、実は会計士、監査法人もあっさり人工知能に取って代わられるのではないかと思っています。基幹システムの巨大パッケージ(SAPとか)と人工知能って非常に相性が良さそう。データパターンを覚えたら人間がやる仕事をあっさりやってくれるのではないでしょうか。面白く、大変興味を持って読みました。こちら高橋さんの研究分野は生体機能の仮想モデル化とのことなので、いわゆる工業的アプローチではなく、生物学的なアプローチでの「知性」の研究なのだなと読み取りました。
皮肉に誤解されそうですが、こういったアプローチ法は欧米より日本が好む方法ですよね。ロボットについても、欧米での研究は目的ありきで手段を問いませんが、日本の場合、いかに人間が行っていた作業を再現できるかという視点からアプローチしてるものが多いのではないかと思っています。
悲観するわけではありませんが、両者が同じスピードで研究成果を発展させて行ったとしても、恐らく先に市場に現れるのは欧米的な目的志向の製品だろうなと思います。
既に市場はこうしたAI技術の進歩と関連製品を渇望してる状態にあります。パーフェクトではなくとも「使えるAI」であれば買う人は結構いるんじゃないでしょうか。生物学的アプローチでは、「使える」までにそれなりの猶予が必要なような気がします。テクノロジーの発展が本当の意味で人類を幸福にし続けるのかどうかは誰にも分からないが、全体最適の結果必然で来るべき流れに対して、国や一般の個人は充分な認識と準備をすべきだし、そこで生まれるであろう歪みを取り除いていきたいと思う。