キーエンス、なぜ最高益でも株価乱調続く
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日本企業の配当性向が平均30%と言われる中でキーエンスの10%は低すぎる。ちなみにネスレは65%。すなわち、純利益の65%は株主に配当として還元している。稼いで税金を払ってステークホルダーと利益をシェアする。当たり前のことを当たり前に行うグローバルエクセレントカンパニーへの道は、けっして易しくない。
株主還元については、本決算発表時にファナックが拡大したからキーエンスもと期待されたが、それをしなかった。創業者の滝崎氏の代表取締役移動リリースと併せて見る必要があると思っていて、基本的に配当とか変わる可能性は当分低いのではないかと思う。
記事とammennilさんのコメントも併せて見てほしいが、ファナックとキーエンス、どちらも自動化ではあるが、「違う生き物」。ファナックは現在は食品などには十分進出できておらず、工作機械と基本的には連動する部分が大部分。一方で、キーエンスはセンサーとか食品ラインなどで大量に使われるし、業種分散がされている。また現場が改善するために使われるが、現場担当者が自分で決済できるようなエリアに意識的に価格設定したりして、景気変動の影響を相対的には受けにくいようなビジネスモデル(不況でも改善は続ける)。
にしても、株式市場においてバリューファクター(割安銘柄が勝つこと)が5年間聞いていないというのは厳しい…基本的に日本はバリューが良く効くと言われてきた。ただバブル期以降は日本は他国比バリュエーション高かったが、最近は同じ程度になっているので、やむを得ない所か。
https://newspicks.com/news/1020899難しいですね。
キーエンスは、株主還元は低いかも知れないけど、平均年収はかなり高い。
基本的に従業員への還元を重視してるのではないかと思います。
ただし、上場企業の経営という観点からすると、株主もやはり重要。
特定の大企業に依存しない姿勢は、正しい。
株主ばかり意識し過ぎると、企業文化を崩しかねない。
難しいバランスです。