シャオミ急成長の原動力は、緻密でしたたかなマーケティング
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注目のコメント
この、最初の内部の人間が盛り上げるために書き込みする、というのは日本人にはなじまないやり方かも知れませんが、ジャック・マーもタオバオを立ち上げるときに、自分で商品を出品したりしているんですよね。このこと1つとっても、日本人と中国人のネットにおけるフェア観というか、基準というかが違うことが分かります。それを「だから中国人の倫理観は低い」と切って捨てるのは簡単だけど、そうじゃない対処法がある、と、こういう事例を目にする度に思います。
amazonでブロガーやYoutuberに高評価レビューを依頼するのは中国企業じゃ当たり前になりましたね。
最近は商品を無料で送るのではなく、プロモーションコードを入力してもらう形にして、「amazonで購入済」の表示が出るようにしているので、一般購入者との区別がつきにくくなっています。
レビュアーも一般購入者のような目線で、かつ、商品の魅力を上手に伝えるので、マーケティングには欠かせない存在になっています。クックパッドもNaverまとめも初期は内部の人間が投稿しまくったんですよね。
大企業がテレビCMに莫大な費用をかけている一方でソーシャルマーケの上手い中小企業がそれを打ち負かすというのは様々な業界で起こったことですね。