拡張現実の甘い罠~映画「コングレス未来学会議」をめぐって〜
コメント
注目のコメント
VRの研究をしていると、マトリクスのような世界を理想としているかのように思われることもあるのですが、多分多くの研究者は逆です。現実のことを知れば知るほど、現実の良さを思い知らされるのです。Googleのような情報系の先端企業が、なぜリアルな移動のための自動運転に力を入れるのか?それは、テレビ会議システムなどを作ろうとして、現実を知れば知るほど、移動して直接顔を合わせる価値を理解するからです。
ここでは未来的なイメージが議論されていますが、こういう世界に近づこうとするほど、現実が重視されていくものと思います。コングレス、みてなかったのですが見たくなりました。いつも思うのは、結局何をよしとして、何を嫌だと感じるのか。そこを自分が持っていれば、夢でもいい。とさえ思えてしまうかもしれない。コンピューターでも、ケアしてくれるなら、いいのかもしれない。本質的に、何を人は欲するのか、これまで緩やかに“こんな感じ”とされて来たものが問い直されているんですかね。
川崎市は溝の口駅まで東急大井町線が入ってくれたおかげで、東京に行くのがまたまた便利になりました。吉田さんの仰るような面もあり、帰国するたびに便利な東京近郊の街だと思います。
それはともかく点としての事象を繋げてある結論に結びつける宮台節炸裂ですね。賛否も好みもあるとは思いますが。