渋谷駅の改良工事は2027年度に完了、JR東日本
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注目のコメント
以前、渋谷の地下での工事風景を密着したテレビを見たが、駅の直下を流れている渋谷川の流れを変える工事をしていて、大変さが垣間見れましたが、早く便利になってほしいですね。
先日感じたのは、井の頭線→東横線をベビーカーを持って乗り換える大変さ。結構バリアフリーにもなっておらずハチ公付近を通過するのも大変。。。渋谷はごちゃごちゃした街という印象を持つ方が多いと思いますが、実に多様な顔を持っています。
地図の渋谷駅を起点に、左上にセンター街/円山町/松濤のかつてのコギャル・チーマーエリア/いかがわしいエリア/高級住宅街のごった煮ゾーン、左下はセルリアンタワーと少し歩けば代官山、右上は原宿・表参道のオシャレエリア、右下は神社仏閣と文教エリア(青学大高中小から始まり、実践女子大高中、国学院、広尾中、広尾高、広尾小と続く)が位置します。そして、渋谷のすり鉢状の地形と五月雨式の開発により、これら各エリア間での移動は面倒で、カルチャーは相互に断絶していました。
今回の渋谷駅再開発の一つの目的は、フラットな歩行者デッキの新設やエレベーター/エスカレーターの増設により上記の各エリアを繋ぎ、来訪者の回遊性を増すことにあります。
この他にも、暗渠化(蓋が閉められた地下を流れる川のこと)した渋谷川を再生し親水エリアを作る計画があったり、230メートルの巨大ビルを建てたりと、大人も子供もビジネスマンも楽しめる街づくり計画が進んでいます。完成予想図を見ると、ここは丸の内か六本木かと見間違えるばかりです
【参考】親水エリアのある南街区の完成予想図
http://www.shibuyabunka.com/special/201402/part1.html
追記:
導線が悪い、道が分かりづらい、バリアフリーでないというコメントが目立ちますが、再開発はこれらの課題の解決も目的に含まれます。しかし駅の機能を止めないまま工事をしているのですから、再開発工事期間の途中では若干の不自由は甘受しなければなりません。駅は止めるな、再開発工事の過程の全ての期間で従来以上の利便性を、なんてことは出来ないのです。
東横線乗換問題の解決方針の一つについてはリンク先記事をご参照。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150702-00000073-minkei-l13
該当部分を抜粋「地下から地上までの乗換導線の改良するため、地下3階に位置する東急東横線・東京メトロ副都心線ヒカリエ前改札から、地上1階に位置するJR線改札までをつなぐエスカレーターを5基(うち3基が1階まで直通)に増やすほか、エレベーターも新設する。(中略)五輪・パラリンピックが開催される2020年までに、これらの機能をおおむね確保したい考え。」
あと、渋谷再開発全プロジェクトの完了は干支が一周した頃の予定です。但し、再開発は段階的に行われるため、例えば個人的に一番注目している南街区は3年後に完成しますときどき駒場に用事で行くことがありますが、銀座線、半蔵門線、あるいは東横線から井の頭線の乗り換えがどれも複雑です。もっと楽になればいいのですが。(という個人的感想)
ちなみに、慶應にいた頃は、新しくできるラインが全て慶應に便利に出来てるような気がして、慶應の底力を感じてました(笑) 気のせいかもしれませんが、南北線と三田線の日吉までの直通運転で、日吉と三田、本郷(東大)、大岡山(東工大)が繋がりましたし、東横線の直通で早稲田や理研とも一本に。また、横須賀線の武蔵小杉駅の新設で、日吉から成田も行きやすくなりましたし、もうすぐ日吉と新横浜が繋がろうとしてます。などなど。まぁ、日吉や三田がいい立地にあるということなんでしょうけど。