日本を動かしてきた「自民党総裁選」で、いま知っておくべきこと
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自民党総裁選も早いもので、後半戦に突入します。
強い結束にもとづいた派閥の動きが(表立っては)なく、前代未聞の総裁選と言えます。
政局から政策まで、今回の総裁選をどのように見ているのか、元国会議員の方と政治史の専門家の方に話を聞いてきました。
派閥が解散しつつある今、純粋に政策に共鳴する人同士が協力し合えば良いと思うのですが、そこまで簡単な話でもないようで…
最前線にいた人(石原伸晃さんと宮崎謙介さん)にお話を伺うと、その人間模様がより鮮明に浮かび上がってきます。
政策の中身と人間関係、絶妙なバランスの上で日本の政治が動いています。
この実態を、ぜひ今回の総裁選を機に意識していただければと思います。
(個人的には、人と人の関係も大事ですが良い意味でもうちょいドライに、政策単位で合従連衡していく良いチャンスなんじゃないかなと感じました)牧原先生の総裁選後の政治資金関連の政策とそれに伴い予想される政権の動揺から参院選への流れがもっとも納得感のある予想でしたね。牧原先生は特定の候補としてはここで口にしませんでしたが、たぶん今回の総裁選の勝者が進次郎氏になると予想しているのでは?
その前提に立つと、進次郎氏が総裁になって参院選までの一時的な管理内閣になって退陣ということになるのかと。
その進次郎氏ですが、よく中身がないといわれていることを今回の自民党の総裁選特設ページに掲げられた政策を見て私個人は実感しています。世界で最速とも言われる少子高齢化が進行する日本では避けられない、社会保障、医療・介護問題に関する政策が一切ないのです。「社会保障」「医療」「介護」という単語が一切ないのです。これには驚きました。
読み落としたかと思い、何度も繰り返し読みましたが、これらに関して掲げている政策はゼロです。もちろんご本人は社会保障政策が全くないわけでもなく、単に優先順位の問題かもしれません。しかし、ライドシェア解禁よりも社会保障政策は優先順位が低いということでしょうか?だとするなら政治家としてのセンスを疑います。