ヒズボラ指導者、通信機器爆発は「宣戦布告」 イスラエルを非難
AI要約
- 1ヒズボラの指導者ナスララ師は、通信機器の爆発をイスラエルの宣戦布告と非難し、戦争犯罪と見なされる可能性があると発言した
- 217日と18日に発生した爆発で、合計32人が死亡し約3,450人が負傷した。これはヒズボラにとって前例のない大きな打撃とされる
- 3イスラエル軍は攻撃を続け、米国のブリンケン国務長官は自制を求めた
コメント
注目のコメント
レバノンでは、3日目になってもヒズブッラーの無線機などがしばしば爆発しています。
イスラエル軍は、レバノン南部への爆撃を強化するとともに、複数の師団をレバノンとの国境に移動させています。
イスラエル北部の住民に対しては、避難指示が出ています。
ヒズブッラーから仕掛けるか、イスラエル軍から仕掛けるか、いずれにしろこの戦線での戦闘は規模を一気に拡大させます。
これまで1年間続いてきた限定的な戦闘(それでも700人くらいはレバノン国内で死亡していますが)からは飛躍的に大きな規模になります。
ヒズブッラーはイラン革命防衛隊の一の子分なので、革命防衛隊としては見放すわけにはいきません。
シリア経由で補給は続けるでしょう。
あとは、ヒズブッラーを援護する攻撃もするでしょうが、イスラエル軍にレバノン攻撃をあきらめさせるほどの攻撃はできるかどうか。
イスラエル相手だと、数百発のミサイルを撃つくらいでは、ほとんどを撃ち落とされて終わりです。
ヒズブッラーは、革命防衛隊としては、イランの中東制覇のための虎の子であり、尖兵であり、橋頭保なので(イスラエルを滅ぼせば、イランの勢威はイスラーム世界に並ぶものがなくなります)このまま殲滅されるのを黙って見ている訳にはいかないでしょう。
日本陸軍が満州国を見捨てるかどうかの瀬戸際におかれたようなものです。まぁ、イスラエルからしたらとっくに戦争状態だし今更何をって感じでしょうね。なんなら、通信機器に爆弾仕込むくらいには用意周到に戦争していました。
むしろ、このコメントを見ると、ヒズボラはまだ戦争してる認識がなかったのか、と脇の甘さすら感じてしまいます。
良くも悪くも中東諸国はイスラエルを舐めていたのでしょう。