衣服内で同時爆発、市民パニック 体中が出血、重傷者多数―レバノン
AI要約
- 1レバノンで17日にポケベル型通信機器の爆発が同時多発、ヒズボラの戦闘員を標的にしたイスラエルの作戦とされる
- 2爆発により通行人が負傷し、病院は重傷者であふれ、「大量虐殺」との声も上がる中、医療スタッフ不足が深刻化
- 3爆発原因は、悪意のあるソフトや高性能爆薬が関与しているとの見方があり、ヒズボラは携帯電話使用を警戒していた
コメント
注目のコメント
ポケベル型メッセージ端末はヒズボラの戦闘員から医療従事者までひろく配られており、サプライチェーンのどこかで少量の爆発物が埋め込まれ、遠隔操作のためのスイッチが後付けされていた。端末は台湾企業のブランドだが製造はハンガリー企業。ハンガリーからレバノンまでのサプライチェーンのどこかで爆発物が仕掛けられた。あるいはハンガリーの製造工場で仕掛けられたのかもしれない。メッセージ送信時に使用される高周波がスイッチになっていたと見られている。
1. 検査で見つけられないと言うことは、機内で爆発する可能性もあるってことよね。イスラエルは危険なアイデアを広めてしまったかもね。そういえば最近はイスラエル擁護のコメントを見かけない気がする。
2. イスラエルの諜報機関と軍の共同作戦で、アメリカも知っていた模様↓
3. ポケベル爆弾はハンガリー製
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レバノン同時爆発にイスラエル関与、通信機器に爆発物仕込む
https://newspicks.com/news/10565440
レバノンで爆発の機器、台湾企業「権利持つブタペスト会社が製造」
https://newspicks.com/news/10562416複数の映像から推測すると、爆発は大きなものではないので(だから死者が少なく負傷者が多い)おそらくポケベル本体に爆発物を仕込む改造はしておらず、ポケベルに本来、内臓されてるリチウム電池を起爆させたものと推測できます。
改造をハードに施すとすれば製造元から出荷され現地に到着するまでの間が最も可能性が高くなりますが、実際、5000個近くのポケベルを物理的に押収して、かつ短時間に改造を施すのは非現実的であることもハードの改造によるものではない可能性を示しています。
情報が限られているので断定は難しいですが、ポケベルのソフトウェア改変やマルウェアへの感染、起爆を電波を使って遠隔でおこなったというのが現時点で最も考えられる方法だと思います。サイバー戦と電子戦の混合ですね。
スマホは常に電波を発していて敵に位置特定されてしまうため、ヒズボラは電波を受信するだけのポケベルに切り替えていたわけですが、それも武器化されてしまうとなると、今後、戦闘の現場では末端の戦闘員との連絡手段をどうするか、という問題に直面するでしょう。
本来、サイバー攻撃や電子攻撃は一度、使うと攻撃手法が明らかになってしまい、敵に対抗手段をとられてしまう欠点があります。イスラエルは今が政治的に最大効果がある、あるいは政治的に最も必要なタイミングだと判断して一度しか使えないことを承知でこの攻撃に踏み切ったのでしょう。
となると、気になるのはヒズボラの現場戦闘員を一斉かつ大量に麻痺させた、この同時多発攻撃に込められた政治的意図は何か、です。
ヒズボラやイランへの最大級の警告なのか、それとも大規模作戦のイントロなのか(麻痺している今こそ攻撃の絶好の機会とも言えるので心配です)。
技術の専門家ではないので技術的に可能なのかどうか、専門家の意見を聞きたいですが、もし内臓のリチウム電池を電波によって遠隔で爆発させた、というのが今回の事件の真相だった場合、ポケベルに対してできることはスマホにもできないのでしょうか?
スマホに内蔵されているリチウムの量はポケベルより多いですよね・・。
今回の事件が戦闘や諜報のカタチだけでなく、サイバーセキュリティのあり方をも変えることだけは間違いないと思います。