選択的夫婦別姓、容認78% 反対17%「一体感損なう」
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家族の一体感は、もしかして、夫婦別姓だと損なわれるのかもしれません。でも、個人的には、家族の一体感は、姓以外のところで担保すべきかなぁとは思います。
当たり前のことですが、家族で過ごす時間や思い出、共通の趣味や体験、話し合いの深さ、家の仕事の分担、お互いの価値観へのリスペクトなどが、『家族の一体感』を深めるのではないでしょうか。
ちなみに私は夫婦同姓で20年ほど結婚してました。今は離婚してますが、夫の姓を使い続けています。死ぬまでその可能性があります。戸籍法第7条に、離婚後も婚姻時の姓を使い続けられるというのがあるんですよ。私が元の姓に戻さない理由は、『一体感』というよりは、会社経営もしてますし「色々行政手続きが面倒すぎるから」です。
ちなみに加藤は「通称」です。個人情報も大事な時代、外に出す通り名があるというのは便利なものです。YouTuberやライバー、配信者、ブロガー、芸能人、会社員、アーティスト、誰でも戸籍名より通り名のほうが有名な方も多いかなぁと思います。NHKの世論調査で自民党総裁選で議論して欲しい事という項目は1%しか支持がありません。これが直ぐに決着をつけるべき政治課題という問題設定は、政治と国民の意識のギャップだと思います。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/媒体によって世論調査の結果は異なります。注意しなくてはなりません。
最新の世論調査として、読売新聞は今月13~15日に調査を行った結果を以下報じています。
●「夫婦は同じ名字とする制度を維持しつつ、通称として結婚前の名字を使える機会を拡大する」が47%で最も多かった。次いで、「法律を改正して、選択的夫婦別姓制度を導入する」が28%、「夫婦は同じ名字とする今の制度を維持する」は20%だった。
読売新聞「夫婦の名字「旧姓の通称使用拡大」47%…読売世論調査」
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20240915-OYT1T50071/
つまり、読売新聞によれば、世論は現行の制度の下で通称使用の拡大を支持する意見が半数ということです。
また、共同通信の記事のように、現行制度と法律改正の2つの選択肢に絞るべき話でもないように思います。読売新聞が議論するように、現行制度の下、通称使用の拡大が可能であれば、現実的な選択肢として議論すべきでしょう。
夫婦別姓は、日本の伝統である戸籍制度に関係します。このような観点から、広く慎重に議論すべきであり、拙速に決めるべきではないという意見もあります。
元検事・弁護士の高井氏は、自民党総裁選で夫婦別姓が取り上げられていることに関し、以下述べています。
●30年議論して結論が出ないのは出ないだけの理由がある。それを無理矢理決着をつけるというのは社会を分断するものであって、政治じゃない。また、マスコミの議論の立て方も間違っている、二者拓一でなく、三択で聞くべき。
https://x.com/_vannamei/status/1835275854106312882