新AIモデル「o1」発表 能力は博士課程並み―米オープンAI
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o1がリリースされました!OpenAIの公式サイトでは、o1は回答する前に時間をかけて考えることが大きな特徴だと記述があります。GPT-4oが出たのは今年の5月で、新モデルまで4ヶ月もかかっていません。
o1は複雑なタスクを推論し、科学、コーディング、数学のような難しい質問にも回答ができます。医療分野での研究者、物理学者、エンジニアも利用を想定されています。
まずは有料版ChatGPTと開発者向けAPIで提供されるとのこと。
果たして今回は何に驚かされるのか、楽しみです。【別ニュースへのコメント再掲です】
OpenAI o1-previewを試してみました。
少し回答戦略を考えてから出力されるようです。「思考時間5秒」とか出ます。そこを開くと、どのように考えたか見ることがました。AIエージェントに近づいていることが分かります。
気になるのは、これがGPT-5であるのか?真にAIエージェント化するにはまだまだ先なので、一旦先行リリースした感じがします。早速使ってみてますが、簡単なText to Textのチャットだと体感的には違いが感じられないので、やはりこれまでの弱点だった数学的推論や分析にフォーカスして性能を向上させたモデルと捉えるのが良さそうです。
OpenAIのリリースにもありますが、研究者やデータサイエンス、各種のエンジニアリングなど、数的問題や長い論理性を伴う問題を解く際には恩恵があると思われ、それらのレビューをお聞きしてみたいです。
観点は異なりますが、ある意味で領域特化型のLLMと捉えることもでき、これまで汎用的なモデルを展開してきたOpenAIにとっては一歩踏み込んだ戦略展開なのだと思います。
これに対して、AnthropicやGoogleなどの汎用モデルの対抗馬がどう出ていくのか、熾烈な競争はより細分化されたフィールドで行われていくことになりそうです。