「ポケモンGOはスパイ道具」 邦人拘束のベラルーシ、国防省高官がテレビで一方的に主張
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拘束時にベラルーシ国営テレビで放送された内容では、拘束された中西さんの発言がまったく別の意味で翻訳されていたり、知人に送ったLINEの内容の解説もデタラメでした。
しかしポケモンgoはnianticが開発していますが、その前身のKeyhallという会社はNSAとCIAの出資を受けていると言われており、米国と敵対する中国やロシアでは使用禁止になっているので有名です。
米国とよくない関係の国に行く場合、ポケモンgoはアンインストールしてから行くほうが安全。陰謀論の特徴として、
・傍から見ると無関係で説得力がない根拠でも本人の中では脈絡があるととらえられて、確実な根拠とみなされる
・陰謀の根拠は、本人にはよくわからない公定金利とか技術革新とかではなく、身近なものに見出されることが多い
例:1ドル札とか、テレビ番組のタレントの発言などが、陰謀の確実な証拠、と主張し、信じる側もそれを盲信する
ベラルーシは、ロシアと並び、国を挙げて陰謀論をやっている陰謀論国家と呼ばれるにふさわしいですが、こういう国は、中東やアフリカだとめずらしくもありません。
「ポケモンGO陰謀説」を唱えるベラルーシ政府のイワノフ氏は、国防相のイデオロギー部門局長とのことですが、彼の主張によれば、ベラルーシ国内のポケモン出現箇所が、NATO軍の攻撃目標であり、誘導する役割を果たしていることを看破した、とのことです。
実のところ、ベラルーシ政府の陰謀論がこういうトンチキな主張に終始しているのは、本能的には保身のためでもあるでしょう。
日本政府がベラルーシ国内で爆破工作を行った、と主張されれば、さすがに日本政府も相手をせざるをえないし、米国まで出てくるかもしれません。
ポケモンがどうこうという主張であれば、日本政府も相手にしないし、任天堂が訴訟を起こすこともないでしょう。カメラ対応のアプリ全般がスパイ活動のためのもの、となってしまいそうです
ただ、確かにカメラを向けて重要施設の周りを撮影しているように見えればスパイ活動に見えるかもしれません
使う場所には気をつけた方が良いかもしれませんね