自民党総裁選 注目ポイントは?決選投票見据えた戦いに「こんなに結果が見えない総裁選は経験したことがない」
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注目のコメント
結果が見えないからこそ面白いのだと私は思う。過去の総裁選(≒総理大臣選出プロセス)は結果が見えすぎた。結果が見えるということは、言い換えれば変化がないということと同じ。課題解決に向けた、誰もが思い付かないようなブレイクスルーが生まれてこない構造が、漬物石のように、この国を押さえつけてきたということだと言っても良いのではないか。だから、これまでこの国ではイノベーションが生まれにくく、ビジネスにおける創造的破壊も起きにくかったのであり、規制改革も遅々として進まなかった(岩盤規制などというものがこびりついたまま動かない)のではなかったか?今回の「カオス」は、そういう意味で日本にとって希望なのではないか?とすら、私は思っている。何十年に一度の地殻変動によって地層の奥から何か面白いものが出てくる可能性がある。そういう期待感を持って、この総裁選からドミノ倒しのように起きる(であろう)変化の波を見ていきたいと思う。
末尾の議員発言同様、見通しがつきにくい総裁選がスタートしました。一部を除き派閥が解体に向かっている中、党全体が流動化しています。これまで立ちはだかっていた派閥の壁が崩れ、支持や支援、協力を呼びかけるヨコ展開が容易になりました。繰り返しになりますが、今回は、誰しもが未体験ゾーンの総裁選です