トランプ氏メディア企業株急落、討論会受けハリス氏の勝率上昇
AI要約
- 1トランプ前大統領が半分以上株式を持つメディアグループの株価が約10%下落したのは、10日の討論会後、ハリス氏の当選確率が上昇したため
- 2ハリス氏への注目により、関連銘柄の株価は上昇し、特に環境関連株が利益を得た
- 3討論会でハリス氏がトランプ氏に優位とされ、経済や外交についての論戦が繰り広げられた
コメント
注目のコメント
トランプ氏のSNS「トゥルース・ソーシャル」の運営会社であるトランプ・メディア<DJT>が大幅安。
前日の現地時間夜にハリス氏とトランプ氏の大統領選TV討論会が行われましたが、それを受けて同社株は下落。
市場はハリス氏がやや優勢だったと判断しているのかもしれません。
少なくともバイデン大統領の時のような反応は出ていないようですが、支持は依然半々で二分している状況に変化はない状況。
トランプ・メディアは9月19日に同社の白紙委任契約によるロックアップ期間が終了します。
ロックアップ期間の終了により、インサイダー(内部関係者)は保有株式の売却を開始することが可能となり、飽和状態にある市場にさらに多くの株式が流れ込む可能性があります。
5月中旬には100億ドル近くに達していた同社の時価総額はピーク時から約60%下落し、現在は約37億ドルとなっています。「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループの株価は前日比約10%下落」 (@@。
2021年の設立で売上高はせいぜい300~500万ドルで、純損失が売上高を上回る会社が30億ドル強の時価総額を持つのがそもそも異常で、株価はトランプ大統領へのいわば応援メッセージじゃないのかな? その株価が10%下落したというなら「討論会受けハリス氏の勝率上昇」というのも頷けます。
さはさりながら・・・ 無党派層を意識してか小気味よい“口撃”は抑え気味であったようですが、昨日の討論会の中継を見ている限り、トランプ大統領のコアな支持層がそれほど失望するものではなかったような気がします。ハリス氏優勢を伝えるこうした記事の方が、討論会の内容以上に選挙に及ぼす影響が大きそうな気がしないでもありません f(^^;それでも高い。売上がほとんどなく大赤字で嘘とヘイトが蔓延する弱小ソーシャルメディア運営会社の価値が4千億円。市場は嘘をつかない、長期ではあるべき水準に落ち着く。