ハリス氏の策にはまったトランプ氏 米大統領選討論会
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トランプ氏は国境封鎖と不法移民問題を繰り返し述べていました。挙げ句の果てが、不法移民は居住者のペットを食べているというデマを持ち出すまでに。
犬や猫を食べていると、血迷ったトランプ氏に、司会者がその事実はないと断じたところ、オロオロしていたのが印象的でした。
「だってテレビで見たもん」と答えるのが精一杯。
こんな人が大統領になったら大変です。
世界における米国のあるべき姿や大義についての発言はまったくありませんでした。討論会YouTube で全て視聴しましたが、ハリス氏が圧倒的存在感を出していました。検事として積んだロジックだった発言は説得力がありました。
さらに、ファクトチェックの存在はかなり大きいですね。発言内容が正しいか否かファクトチェックがその場であり、間違っていた回数はトランプ氏5回に対しハリス氏0回という結果。
「過去に戻るか将来をリードする大統領を選ぶか」というハリスの発言は、パワフルでした。
さらに、アメリカで最も影響力がある二大司会者であるオプラ・ウインフリーとエレン・ディジェネスもハリス氏支持です。オプラは民主党大会で登壇し、エレンは、テイラースイフトのハリスを支持するというインスタ投稿を自身の投稿で早速昨夜再投稿していましたね。
第2回目の討論会は、11月選挙前の10月ではないかということですが、楽しみです。犬を食べているという噂や陰謀論を主張することもどうかと思いますが、それ以前に、何か自分の価値観にハマらないとスパッと切り捨てる『分断スタンス』が如実に表れていると思いました。
トランプが大統領になるならUnited Statesである必要はなく、Each State of Americaで良いような気がします。