ハリス氏が鋭い攻撃、トランプ氏は守勢に立たされる－大統領選討論会
AI要約
- 1ハリス副大統領とトランプ前大統領の討論会で、トランプ氏は人工妊娠中絶や移民問題で守勢に立たされ、ハリス氏は鋭い攻撃を展開した
- 2討論会後、ハリス氏の勝利確率が上昇し、テイラー・スウィフトもハリス氏を支持すると表明した
- 3両候補は激戦州での支持拡大を狙い、討論を通じて自分の政策をアピールした
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注目のコメント
ハリス氏は合宿を行い討論会への準備を進めてきたとのことです。ハリウッドの専門家により、スピーチの作法、魅せ方を研究してきたとの情報もあります。
他方、トランプ・バンス陣営は多くの演説を行い、記者からの質問に答えてきました。トランプ・バンスは、ＣＮＮによるインタビューの１回だけしか行っていないハリス副大統領を批判しています。
討論会では、おそらくトランプ側は、ハリス・バイデン政権の失策であるインフレ経済問題と不法移民問題を激しく突いてくるでしょう。
特に後者についてはハリス・バイデン政権で１千万人以上の不法移民が米国に入国したと言われています。
バイデン・ハリス政権は不法移民に生活保護を与え、治安悪化を招き、不法移民を有権者登録を行わせようとしており、当然のことながら、米市民には不満が広がっています。
そして何よりも、トランプ側は、ハリス副大統領が「Ｄａｙ１」と言うことに対し、「Ｄａｙ１」はハリス氏が副大統領に就任した３年半前であり、来年１月ではないという点も厳しく批判するでしょう。
ハリス副大統領は、現政権の失策・責任を認めるのか、方針変更を示唆するのか、そのあたりも注目されます。最新の世論調査によれば、きょうの討論会を投票の参考にすると答えた米国の有権者は30％いるそうです。
それぞれの強固な支持層は別として、投票行動が揺らぐ可能性があるこれだけの人たちに、どのような印象を与えることができるのか。
バイデン大統領が撤退するきっかけとなった前回の討論会同様、トランプ氏が苛立ちや暴言を抑制できるかどうかが一つの鍵を握るように思います
