テストで100点とるよりも山で遊ぶ方が将来のためになる…ホリエモン「今の学校教育に決定的に足りないこと」
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こうした「大人になったときにためになる」系の議論はほとんど体験談レベルなので「ぼくの・わたしの教育論」ばかり。大人が論じる分には楽しいですが、子供と教育を巻き込むことになるので、きちんとデータで語ることの大事さも忘れてはいけません。
特に成功者は自己のキャリアについては強い回顧バイアスがあるので、今活躍している人の「今になってはあれが為になった」論というのは、たいてい「あれ」の中身を総入れ替えしても成立する言説です。
パーソル総合研究所・ベネッセ教育総合研究所・立教大学中原淳教授による研究では、社会人になる前に「手触り経験」「見渡し経験」「踏み出し経験」が多いほど、社会的な意識が高く、活躍する大人になっていることは示されています。質的なインタビューでの知見と合わせると、かなり頑強な事実ではないかと思います。
となると、重要なのは誰しもが好きなわけではない「山登り」そのものではなく、そうした「手触り経験」のほうにあり、その代替物は何かという発想につなぐことができます。そうした機能的等価物を探せるのも、科学的知見のいいところです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001151.000000120.html知力、精神力、人間関係の力、工夫する力、想像力、創造力・・。どれを取っても、大自然の中での冒険や基地づくりなど、自由な体験ほど子どもを伸ばすものはないと信じて30年。営々と子どもたち向けの野外体験教室を続けています。ここ数年では、無人島での自力食糧調達ルールでの冒険教室も実現しています。
最近入社した新人が、ちゃんとした登山を切り口にした体験教室をやりたいと口にしているのですが、この記事を読んで「よし、やろう!」と決めました。同じようなアプリに「ヤマレコ」というのがあり、私はそちらを使っていますが、YAMAPを創業された方には本当に敬意を表します。あらかじめ麓で地図をDLすれば、電波がなくても現在地がわかるというのはすばらしい機能で、今や地図よりも携帯の補助バッテリーの方が必需品です。
私も中高で山をやってたのですが、子どもふたり(娘・息子)はなんと大学で体育会系の山岳部に入り、本当に逞しくなりました。娘はキリマンジャロ(5895m)にも登ったのですが、そこでも「ヤマレコ」使えたといって感動していました。今夏は子どもたちと羅臼岳など道東の山を巡りました(2万円の熊スプレーまで買って…)。