コンサル業界で増える「幽霊求人」、大幅昇給は望み薄-AIの脅威も
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注目のコメント
「新たなAI技術の台頭により、顧客のニーズは変化しており、より小規模で機敏に動けるコンサル企業が力を増しつつある」「コンサル業界はディスラプションの時代を迎えている」
同感です。AIはコンサル企業の脅威です。AIツールでコンサル業務の多くが代替され、内製化が進むでしょう。
一方でかつてのように経験豊かなグレイヘアコンサルタントはむしろ重宝されるとも思います。もっともAIを使いこなせるという条件が付きますが。この定義だと、コンサル業界だけでなく多くの業界でghost jobは多そう。
幽霊求人の定義:
Greenhouse defines a "ghost job" as a job post that's posted externally but has seen no hiring activity during the current or preceding quarter.
社外に掲載されたものの、当四半期または直前四半期に採用活動が行われなかった求人情報と。小規模で機敏に動けるコンサルや、実行力伴うエージェンシーなど、実際に結果まで出せるエージェンシーなど、手を動かす部分が求められてきている。
アメリカの流れはそのまま日本でも踏襲されるので、意識すべきポイント。
『ほんの2年前まで積極的な採用活動を進めていた同業界だが、足元では伝統的なコンサルサービスに対する需要減退に伴い、アクセンチュア、アーンスト・ アンド・ヤング(EY)、マッキンゼーといった大手が人員削減や採用抑制を進めている。米大統領選を巡る不透明感やリセッション(景気後退)懸念の再燃も業況の足かせだ。
業界調査会社ソース・グローバル・リサーチ社によると、昨年の米コンサル市場の成長率は5.2%と、伸びは前年の14%から鈍化。コンサルタントを利用している企業の半数近くがプロジェクトを縮小か延期、または中止していると回答した。同社では、今年の成長率を約6%と予想している。』