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7&iHD、クシュタールの提案は議論を行うための根拠・材料なし

Bloomberg
51
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AI要約

  1. 1
    セブン&アイ・ホールディングスは、アリマンタシォン・クシュタールの買収提案に対し、実効性がないとの見解を示した
  2. 2
    同社は、クシュタールの提案が自社の株主価値を過小評価しているとし、真摯な協議には応じる意向を示した
  3. 3
    クシュタールは、必要な資金調達が可能で、規制当局の承認確保に向けて協力する考えを表明した
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コメント


注目のコメント

  • 高橋 義仁
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    専修大学 商学部教授

    7&iの取締役会の役割は、株主の委託を受けている立場上、株主利益の模索であり、具体化された内容を伴う場合は門前払いという対応は非難されます。仮に頑なに門前払いを続けた場合、善管注意義務違反が取締役に対し問われます。もちろん、企業の社会的責任も考える必要があり、その点の公益性の認識は必要ですが、安全保障上の規約をクリアするための提案も断っているように読み取れます。

    安全保障上の懸念の判断は国家が行うものですから、取締役会として、これを門前払いの理由にするのには無理があります。このような返答を続けると、逆に株主からここを突かれて、「取締役は株主の味方になっていない」という主張を招くことになると思います。


  • Yamauchi Atsushi

    クシュタールの「買収に必要な資金調達で十分な余力がある」ってのは、以前提示した額に対しての話だろうから、セブンの株価が上がるか、円高方向に為替が進めば、直ぐに足りなくなりそうです。


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