クシュタール、7&iの友好的な買収で合意に意欲と表明-株反発
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注目のコメント
初動としては定番のまずは価格が不十分という反応。買収される取締役陣が善管注意義務違反と株主から言われないためにも、安すぎるとまず言うのは定石。クシュタール側もその辺のM&A作法はわかっていて価格が値上げされることはもちろん想定しているはず。
確かに一株当たり2200-2400円だと安いという印象。今後どこまで買収価格が上がるかですが、買収価格が安いと経営陣が言うためには、提示された買収価格よりも上場を維持したまま自ら経営した方が株価はもっと上げられると言えなければいけないということを忘れてはいけません。しかも、買収は受け入れれば即時にその価格で株主は売却できる価格である一方、経営陣が経営を続けて達成する高い将来株価の実現には時間がかかります。
買収を拒否するのであれば、買収価格と同じ株価を数年後に達成できると主張するのではだめで、買収価格よりももっと高い価格を数年後に達成できると言えなければ経営陣がその買収を拒否するのはただの保身であり、株主からすると善管注意義務違反であると捉えられることになります。消費者としても、裏側からシステム開発会社やコンサルとして聞く話でもセブン&i の独自のクオリティは、別会社では実現しないことが多いと思うのですよね。
=つまり買収がなされるとクオリティが下がる