【図解】全員に必要。気楽に「リスキリング」する5つの方法
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取材ご協力させていただきました!今の時代に必要なのは間違いないリスキリングですが、最大の課題は、勉強熱心な2割の人ぐらいしかほぼ続かない、ということです。
その時に、何を学ぶかと同時に「どう学ぶか」がものすごく重要と考えています。本文中にも次のようにありますが、他者の存在、学び合いの場のデザインが、リスキリングやおとなが学び続けることの成否を分けることを、確信しています。
>どうすれば少しでも楽しく学べるのか?
その対策の一つの選択肢が、「集団学習(コミュニティ・ラーニング)」だ。
つまり、学生時代のように、仲間と励まし合いながら学ぶのだ。
産業政策的に重要だから、企業の人材戦略として不可欠だから、個人のキャリア戦略にも有効だからー。それぞれは正しいですが、では実際に実装されるには、やっぱり「仲間がいる」「居場所がある」「そもそも楽しい」といった、ワクワクする気持ちや動機が不可欠と思います。
これからどうありたいかの戦略、その結果どうなるかのインセンティブ、そしてワクワクする気持ちがそろった時に、リスキリングの歯車は回り出すのではないでしょうか。取材頂きました!
「リスキリングリスキリング、ってめんどくさー!」とか思っている人少なくないと思いますが、いま、AIの進化もすごくって、私たちがこれまで馴染んできた仕事の進め方などは近い将来ガラリと変わる可能性あります!
①テクノロジーを使いこなして自分の苦手なことはAIに任せる。
②自分の得意なことでバリューを出せるように.その得意なことを、人に求められるレベルまで高める。
どちらも全ての働く人に必要なリスキリングだと思います。がんばりましょう!
そして、独学だと挫折する、は、私も首がもげるほど頷きながら賛同します。
私自身も、この秋はオンラインリアルタイム受講形式の、グループワーク多めの講座に申し込んで、挫折せず新しいスキルを獲得するつもりです!リスキリングがうまく行っている組織はほとんどないと言われている理由については、熊平先生の「そもそも経営陣に、リスキリングは個人の問題ではなく、会社の生き残りがかかった問題だという認識がない」という一言に尽きると感じています。
また、「経営と人事が連動していない」もそのとおりで、これは上記の経営陣の無理解とも密接に関連しています。人的資本開示が義務化されたことで人的資本経営が活気づいていますし、多くの会社が取り組みを促進し、開示を充実させていることはとっても素晴らしいことだと思います。
私が見る限り、日本企業の人的資本開示のボリュームは世界一だと思います。ただ、投資家は人的資本開示に熱心な企業の担当者に対しては心底リスペクトしているものの、こういった状況をどう評価すべきかについては今のところ様子見です。
人的資本投資の重要性は嫌というほど理解している一方、研修やリスキリングの結果がどのように企業価値の創造に寄与しているか、現時点では不明なためです。
あるアクティブ運用投信のファンドマネージャーが人的資本経営に関して言っていたのは「もっとも評価できるのは賃上げしている会社」と。
とても腹落ちしましたし、実際、ユニクロの柳井社長が大幅な賃上げを発表したときは「まだまだこんなものではない」と発言し、株式市場も沸き立ちました。