岸田総理も「怒っていた」 茂木幹事長の増税停止発言が波紋 茂木氏「感情論だ」【自民党総裁選】
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世間ではなんとなく「政策で選ぶのが選挙だ」といった思い込みがあるように感じる。だが、様々な研究で、有権者は実は政策以外の要因を投票時に重視していることが分かっている。例えば所属政党や個人のパーソナリティなどの印象だ。
茂木氏は現職幹事長なので、これまでも掲げた政策を実現しやすい立場だった。特に政策活動費ゼロ化(廃止)は、政策活動費を受け取って使うのが主に幹事長なので、幹事長が止めるといえば実現できる公約だった。なぜやらないまま新たに約束するのか、という指摘を回避するのは難しいだろう。
党員にしても、議員にしても、何を言うか(政策)以上に誰がどういう文脈で言うか、はたしてそれは信頼できるのか、という発想になりそうだ。政策とはそもそもこういうものです。
前任者に忖度して変な辻褄合わせをしても意味はないと思う。
私は、茂木さんの2回の会見(①9/4の立候補会見と、②9/5の政策会見)を見ていて、
「そうだ、茂木さんは政策の人だったんだ」と彼のことを見直しています。
今回の茂木さんは、岸田総裁のもとでの幹事長として話しているのでなく、新しく総裁となり、この国の総理になろうとする候補として、彼が考えていること(①)とそれを具体化するために細かくブレイクダウンした政策(②)を話したのであって、その前に幹事長としての権限を総裁である岸田さんに預けているというプロセスを踏んでいることを、まず忘れてはいけないと思います。
その上で、茂木さんの言っていることは、政策パッケージとして、筋が通っているし、説得力もある。政策としては、前任者(岸田さん)の決めたことを変えないが、財源は変える、というのは悪い話ではない。GXの政策を地方創生の取り組みとダイレクトにつなぎ、岸田さんの時よりさらに大きく前に進める。そして、経済の成長戦略により大きな重点を置く。
総裁選近くにバタバタ政策集を作っている候補とは格が違う。
しっかり、自分の言葉で語っているのがわかる。
一度下記のコンテンツを見てみた良いと思う。
ニューズ記事の切り抜き
・出馬会見(9/4)
https://www.youtube.com/live/C0CPrUH-IhU?si=hbWy_WbIvazANlS4
・政策会見(9/5)
https://www.youtube.com/live/iOtIm-XWxfw?si=oiCNmOndPSu7QhMn
・都知事選直後のインタビュー(PIVOT)
https://youtu.be/WztDsVZTVsM?si=KBsObR5fLfNpiPxG茂木幹事長が総裁選への出馬表明で、「防衛増税」の停止をぶち上げた事で、自民党内に波紋が広がっています。
茂木幹事長を「明智光秀」と揶揄する声も。岸田総理も自身の実績を「停止」してしまいそうな茂木氏の発言に怒り心頭のご様子です。
自民党総裁選、これだけ候補者の人数いると他の候補との差別化も大変そうですね。埋没しないようにエッジを効かせすぎると批判を浴びるし💦