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円は対ドル143円台後半、高田日銀委員の発言で一時円売り

Bloomberg
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Picks

AI要約

  1. 1
    東京外国為替市場で円は143円台後半で推移し、7月の勤労統計で賃金の伸びが予想を上回ったことが影響している
  2. 2
    日銀の高田委員は米欧の利上げの影響に注意が必要とし、国内では賃金上昇が追加利上げの可能性を示唆している
  3. 3
    米国では求人件数が2021年以来の低水準となり、ドルに対する信頼感が薄れている
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コメント


注目のコメント

  • 辛坊 正記
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    金利がつく通貨は金利の無い通貨より魅力的。そして日本人が外国に行って感じる物価と外国人が日本に来て感じる物価が同程度になるドル円相場(≒購買力平価)は90円から110円くらいの範囲とみてよさそうです。

     円がなんとかこの範囲を保っていた2020年(年間平均約107円)の日本の政策金利は△0.1%、米国の政策金利は0.25%でその差は035%です。長期金利は日本がほぼ0%、米国が0.9%程度です。そんな中、2021年の終わりころまでドル円は変動を伴いながらじわじわ円安に傾きつつも、なんとかこの範囲にとどまっていたわけです。

     ところが2022年3月を境に米国が政策金利を急激に引き上げ始めて5.5%に達し、長期金利も5%に迫ることになりました。その結果、金利の低い円は1ドル161円近傍の円安になったわけですが、日銀が長期金利を都合0.25%引き上げ長期金利も1%を一時は超えて上がる一方、米国の政策金利の利下げ期待が高まり長期金利も3%代後半に下がっています。

     日本は利上げで円の魅力を高める方向、米国は利下げでドルの魅力を下げる方向ですからそれを織り込んで140円台まで円高が進んだわけですが、今ある情報はそこから出てくる思惑も含め、既に今のドル円相場に織り込まれています。今後のドル円の動きは現時点でまだ相場に織り込まれていないこれから出てくる新しい情報で決まるわけですが、なにせ今の相場は購買力平価からかけ離れていますから、ちょっとした新しい情報次第で今度のように大きく振れることになるわけです。日米の金利差が縮まるに連れて円高に向かうにしても、相場の振れ幅は今後も大きい状況が続きそう。 (・・;


  • 永濱 利廣
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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    毎度のことですが、ちょっと年内の利下げを織り込みすぎている印象です。


  • 高階 修
    松濤bizパートナーズ合同会社 代表 経営コンサル

    7月の現金給与総額の数字に反応したと言うより、米国債利回りが抜けた=100bpも利下げ折り込むの?じゃないかと。

    大統領選の投票日前の大幅利下げってセンシティブな所で、予想して張っている人は勇者だと思います。


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