2024/9/5

【核心】令和だからって「仕事が楽」なはずがない

NewsPicks 編集者
令和だからって、仕事が楽なはずがない──。
なのに今の自分は、こんな働き方で良いんだろうか?
そんな漠然とした不安を抱える社員が増えている。
残業時間が厳重に管理され、パワハラ防止が叫ばれ上司からの厳しい指導も減った。
快適な職場が増えた一方で、“ゆるすぎる職場”に物足りなさを感じる人も。
そんな不安から、「より成長できる環境」を求めて自らアクションを起こす若手が増え始めている。
昭和的な「モーレツ職場」が減りつつあるなか、それでも成果を出す社員は何を考え、行動しているのか。
本記事では、大手企業で早くから結果を残す若手社員数名に取材し、「令和版の自己成長行動リスト」を作成した。
当事者である若手社員はもちろん、マネジメント層にも参考になるはずだ。
INDEX
  • 前提:「最低必要努力」という概念
  • ①副業で「1万人イベント」を管掌
  • ②局内エースに「弟子入り」交渉
  • ③厳しい指導を「社外アウトソース」
  • ④社内外の3000人の仲間と切磋琢磨
  • ⑤「社外活動✕本業」の掛け算で成長

前提:「最低必要努力」という概念

努力なくして、仕事で結果は出せない。
一定のキャリアを積んだ人にとっては当たり前かもしれないが、これを学術的に示したのが、神戸大学名誉教授の金井壽宏氏が提唱した「最低必要努力量」だ。