リーダーシップにおいて、最も重要なことは「開き直り」だ
NewsPicks編集部
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「リーダーシップ」というふわっとしたお題なだけに、各人各様のご意見があろうかと思いますが、僕には岡田監督の「開き直り」って言葉が妙にしっくりきます。
先日、競馬の騎手や調教師の方とお話していたときも、「開き直り」という話題で盛り上がったので、これはなにもリーダーに限らず、責任を負って勝負している人達に共通する矜持なのかもしれません。
なにはともあれ、僕の駄文は読まなくていいので岡田監督の講演録は是非お読みいただきたい。
http://bizmakoto.jp/makoto/spv/0912/14/news010.htmlここで上げられている岡田監督の講演は自分も強く印象に残っています。冨山さんの何かの本に書いてありましたが、意思決定は結局胆力なので、お勉強エリート的に「すべての教科を万遍なく勉強する」ような人はいくらIQが高かろうとむしろ向いてなく、「気に入らない/苦手な教科は白紙答案を出す」くらいの人の方が向いてる、重要な意思決定の局面は「誰に白紙答案を出すかを決めること」、という表現がありこちらも印象に残っています。
そしてやはりいくら色々言っても経験に勝るものはなし。だから朝倉さんの言葉には説得力があるんでしょうまさに『人事を尽くして天命を待つ』。
朝倉さんは『天命』を強調しておられるけれども、その境地に至るまで『人事を尽くすこと』が大前提ですね。たまにここが抜けてるのに『天命』のみの『開き直ってるリーダー』が雰囲気で大物に見えてしまう『似て非なる者現象』がおきる(笑)。
ピカソやマティスの晩年の絵も一見子供の落書きに似てしまうが、これデッサンを極めたことが前提。これも『似て非なるもの』ですね。