【ハリス流】大きな仕事を成し遂げるための「小さなルール」
NewsPicks編集部
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カマラ・ハリスの自伝『私たちの真実』から、これまであまりフィーチャーされてこなかった彼女の「仕事術」を紹介する後編。ハリスを現在の地位へと導いた「小さなルール」を紹介します。
ちなみにハリス副大統領と言えば、夫のダグ・エムホフ氏もいまやすっかり人気者です。20歳のころのエムホフ氏の写真がXで220万ビューと大バズり。ハリス陣営はすぐさまこの写真をTシャツやマグカップにプリントしたグッズを売り出し、多額の資金集めに成功しています。そんなエムホフ氏とのほっこりするなれそめも、自伝の読みどころのひとつです。地方検事選に出馬した時に「わざわざ訪れるのでないかぎり、市内に住む人でさえ縁がない」場所に選挙事務所を置いたエピソードが印象的。
実際に身を置いて、体感して、対話することは、理解のためにも、そして本気だということを示す観点でも大事。
トランプ氏の副大統領候補であるヴァンス氏は、「ヒルビリー・エレジー」、直訳すれば「田舎者哀歌」という本で有名になり、その実体験がある候補。
トランプ氏支持の一角は、元々工業地帯で栄えていたが衰退してきた地域で、格差が広がる中での低い側にいる白人労働階級。
その観点で、ハリス氏の「現場を理解するスタンス・やり方」において、こういった地域との関わり方はどうなっていくだろう?