インフォグラフィックで見る、スマホ料金が安くなるカラクリ
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注目のコメント
まず、記事内容に少し突っ込み。スマホの料金は安いとは言えないが、端末が「実質0円」をやっているため、端末代を加味するとそれほど高くない。特にiPhoneを利用するなら安い国だと思います。
とはいえ、寡占による利益が出る仕組み。彼らは設備投資をしているのである程度は利益があがらないと困りますが、時代に即していない通話定額2,700円を実質的に強制したドコモの改悪プランに他社が追随、という時点で価格競争する気はないと感じました。
MVNO。私も6回線使わせていただいています。3GB 940円。IIJmio。
ここからが注意事項で接続料は安くなっていますが、2015年からはあまり下がらなさそう。現に2014年はIIJmioは想定より下がらずで、業績下方修正しました。
参考:各キャリアの接続料金
http://yesmvno.com/softbank-mvno-if/
参考:IIJの下方修正
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1504/03/news030.html
また、あくまで回線の「間借り」なので、品質にバラツキがあります。安かろう悪かろうで回線を安く、つながりにくいMVNOがあるのも事実で、ここが一番厄介なところ。
夏野さんは「新3強」とおっしゃっていましたが、正直、新3強は良いMVNO会社とは言えない状況です。このあたりは夏野さんのインタビューに編集部が引きずられたのが残念。
現時点で、帯域をきちんと確保し提供しているのはIIJmioですね。MVNOも認知が進むと、今度はきちんと品質管理がしっかりしている会社を選ぶことが重要。しっかりとネットなどで口コミを参考にすることをお勧めします。
また、接続料もキャリア主導、所詮は掌の上であることに総務省がどこまで切り込むかが重要です。政策にストーリーを感じます。
キャリアの通信回線貸し出し義務化、携帯ナンバーポータビリティ、SIMロック解除の義務化。インフォグラフィック作成のために、基本から格安スマホを勉強し直しましたが、複雑すぎて一般ユーザーにはわかりにくすぎます。MVNOやSIMロックといったネーミング自体で、興味を失う人も多いはず。非スマホユーザーを含めた本格普及のためには、「シンプルさ」と「信頼」がカギになると思います。