【最重要】世界が震撼。「テレグラム創業者逮捕」のすべて
NewsPicks編集部
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Winny事件と同じ構造ですね。ユーザーの不正利用の責任を全て開発者が負うとすればソフト開発が委縮するvs犯罪の温床になっている以上監督すべきという構図です。日本ではテレグラムは犯罪や不倫に主に用いられているイメージですが、海外では政府の検閲や盗聴から逃れるために使われている例もあるようで、一概に不正ユーザーだけのアプリと断定するには躊躇があります。
本件は日本の事件ではありませんが、日本の裁判例だとwinny事件が最も近いと思われ、最高裁は例外的とはいえない範囲の人が悪用する可能性が高く、ソフト提供者がそれを認識・認容していた場合にも幇助犯が成立すると判示しています。
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/846/081846_hanrei.pdf
なお、24日に逮捕された後、29日には保釈されたようです。フランスでは各種監督措置によって身体拘束の目的を達成できない場合にのみ有罪判決前の未決拘禁が認められています。このような身体拘束原則に基づく未決拘禁の運用や早期の保釈は裁判を受ける権利のためにも必要であって、日本でも参考にされるべきだと思います。「「真に自由であるためには、自由のためにすべてを危険にさらす覚悟が必要だ」と、ドゥーロフは2018年にインスタグラムで、砂漠で馬の上に乗っている自分の写真の下に書き込んだ」
マッチョな社会理想を開陳するのは個人の自由ですが、それを無差別に社会に押し付けるプラットフォームに巻き込まれて最も被害を受けるのは子供といった社会でも弱い人たちなんだよね。