【徹底解説】ベンツ、BMW、VWが苦しむ「5つの理由」
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注目のコメント
中国問題(市場および競合)が圧倒的に大きいと思います。
昨日のWSJの記事をよむとGMの販売台数がピークの2017年から半減したとかVWも15年ぶりに現地JV関係で赤字を出したとか。トヨタも例外ではありません。
ご参考
https://www.wsj.com/business/autos/how-china-is-becoming-a-money-pit-for-foreign-automakers-in-charts-4ae2e119?st=g9whon911hsgj0f&reflink=desktopwebshare_permalinkハイブリッド車の販売好調でトヨタやホンダは過去最高益。
一方、EVシフトを推進してきたドイツの自動車メーカーは苦戦しています。
メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、BMWといったドイツ車メーカーに何が起きているのでしょうか。
5つのポイントにまとめて解説します。EVは苦境ですね。
ビジネスのサイズが大きい分、各国の政治に巻き込まざるを得ないですし、それでいてリスク分散もやりにくい。
欧州側の狙いとして脱石油は超重要で、これができれば中東とのパワーバランスも崩れますし、これまでの歴史において勝者が決まるといっても過言ではないんですよね。
日本だと、なぜそこまで脱炭素にこだわるのかわかりませんが、詰まるところ宗教戦争だと考えると納得はできるかなと。根っこすぎて陰謀論っぽいですけどね。
技術的な面などを考えるとEVを発展させるには限界がありますし、環境の面では車体やバッテリーの生産と廃棄まで考えるとガソリン車をリサイクルしていく方が環境にいいとまでいわれてます。
エネルギーの観点でも、電気だけに集約されるのは災害時などの対応が難しい問題もありますし、無理に押し進めるのは賢くないという局面ですね。トヨタがなんだかんだ勝つのでは。