日経平均株価 終値3万8000円台回復 ことし2番目の上昇幅
NHKニュース
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注目のコメント
個人的にはあまり良い流れとは考えていません。結局、株高は円安を伴っています。円高でも株高であれば、それは好ましいわけですが。
0.25%を前提とした円キャリーが始まり、また投機筋が潤うだけではないでしょうか。この稀に見る変動で、投機筋は相当、稼いだと思われます。こういう記事を見ていつも思うが、「小売統計が市場の予想を大きく上回り、景気後退への懸念が和らいだことや、外国為替市場で円安が進行したこともあり、取り引き開始直後から買い注文が広がっています」というとってつけたような説明は不要。書いている側も因果関係に確信を持っていないはず。ファクトだけを淡々と記して流せばよいと思います。
「市場関係者は」として要因の説明がなされています。今ある情報を使って為替と株価の将来の動きを確実に当てることは不可能ですが、過去の動きを事実に沿って説明することは可能ですから、この説明の中に一定の真実はたぶん含まれているのでしょう。
それはそれとして、ファイナンスだのバンキングだのを学んだ遠い昔にその筋の先生の一人から聞いたのは、為替と株価の市況記事を日々書くのは駆け出しの経済記者で、パパッとヒアリングするなどして即興的に纏めるだけで真理がどこにあるか分かっている訳じゃない、という話でありました。遠い昔のことなので今はどうかは知りませんけれど f(^^;
それにしても激しい動きではありますね (・・;