晴海フラッグの「闇すぎる」現状、増える外国人観光客が絡む「完全アウト」の用途とは
コメント
注目のコメント
>選手村の跡地をマンションにしたことで、そこはインバウンドの短期滞在用
>宿泊施設として、そもそもの想定とは別の繁栄の姿へと導かれるかもしれない。
今後十分考えられうることだと思います。
区分所有法では、区分所有住戸(分譲された団地やマンション)は民泊禁止とはなっておらず、標準管理規約では、むしろ民泊を想定しての分譲マンションのルールについて、言葉が付け足されています。
分譲マンションの所有者はあくまでも一人ひとりの区分所有者であり、基本的には総会での議決権行使者の過半(マンション管理規約に民泊禁止となっている場合は全区分所有者の3/4)で、「民泊可能」とできます。
最近販売されている都心エリア(山手線沿線または港区タワーマンション)の分譲マンションでは、私の肌感ですが約20~50%の購入者が日本人ではない方です。うち、アジア系がその80〜90%といったところ。彼らが必ずしも非居住・賃貸利用かつ「民泊利用目的」というわけではありませんし、日本人購入者でも投資目的での購入者が民泊利用に転用した方が利回りが良いと感じてそのようにしている可能性もありますが、、、
いずれにしても、「分譲マンションの使途」が、区分所有法ができた当初や、直近10年前などと比べて、大きく変化しているのは事実です。
これらを踏まえて、我々の考え方や区分所有者一人ひとりの意識を変え、そして、実態に即したルールを作っていくことが必要だと思います。「物件としての晴海フラッグ」が悪いわけではない。
駅(勝どき)から遠いと言っても、敷地内にあるBRTの停留所から新橋まで直通で10~15分ぐらいで行けます。晴海ふ頭跡地の公園は広くてきれいだし、東京湾を望む景色も美しい。敷地内には商業施設や小学校もあり、将来は東京駅と東京ビッグサイトを結ぶ地下鉄新線の計画があり、晴海にも駅ができる可能性が高い。
そんな物件が「川口市並みの㎡単価」で販売されたのですから、申し込みが殺到したのは当然です。知り合いもたくさん申し込みましたがみんな落選しました。
とにかく問題は、「個人の住居用途以外(投資や賃貸)で買った人や会社」が異常なほど多すぎたことです。
夜になると明かりがついている部屋はほとんどなく、近辺の不動産屋に行くと5000万円台で販売された部屋が1億円とかで出ています。元値を知っていると買う気になりませんよね。7000~8000万円で出せば売れると思いますが、人間は欲深いですね。
プロであれば今起こっているようなことは十分予見できたはずです。
販売時に「本当に住む人」だけに限って、民泊も禁止していればいい街になったと思いますが残念です。外国人のせいだけにするのもおかしい。
「責任者出てこい」ですよ!