iPhone SEに「安いけどデザインが…」と思ってる方に朗報?次期モデルでは現行機種のデザインになる可能性
コメント
注目のコメント
元々iPhoneSE2以降は、iPhone6s/7/8(特に8)の取替先として、圧倒的な販売力をもっていました。当時の同ラインナップは11や12といったホームボタンがない機種だったため使い慣れと大きさの観点で取替先として人気でした。
ですが、移行がほぼ完了しホームボタンがないことに慣れたユーザーが増えたことで、「ホームボタンがないから他メーカー機種に替える」という懸念はなくなりました。あとは大きさの問題ですが、実は12miniや13miniやSE3といった機種の売れ行きは日本は普通(予想を若干下回る)でしたが、グローバルでみると不振で、画面がより大きいものを求めていることがわかっています。日本市場をとりにいく!ならば小さくて手に収まる機種を販売するでしょうが、そうでない限り、今後miniシリーズや小さい画面のSEが販売されるのは生産効率上難しいかもしれません。ずっとSEユーザーですが、使ってる理由って
・サイズがコンパクト
・ホームボタンの使い勝手
・さほどカメラの性能にこだわらない
・スマホとして許容範囲の価格
という感じでしょうか。
むしろバッテリー性能さえ向上してくれたら、現行モデルでも何の不満も無いのですが…iPhoneSEやら指紋認証やら小さめの画面サイズがお好みの方には悲しい話でしょうが、Appleからすると、一度miniサイズを出してうまくいかなかった、という結果が出ているから、画面は大きく、単価は高く、が既定路線となる。唯一の廉価版路線も結局は現行機種のチップ違い、カメラ違いくらいが調達価格としてこなれてくるタイミングというだけの話。
日本のユーザーの皆様は相変わらず画面が小さいモデルを待望しているわけですが、日本市場はせいぜい1500万台程度がAppleの年間最大更新需要であり、それ以上は伸びないわけです。そんなに、日本に購買力が無い。一方で、中国やアメリカでは更なる販売台数が期待でき、そうした市場では大画面がウケる。
これ、日本ではセダンが売れないけど、アメリカではトヨタカムリ、プリウスやホンダアコードが売れまくり、日本でも3ナンバーの車が増える、という図式にも似てる。
なので、小型の新型iPhoneを望むなら日本市場の購買力を上げないとどうしようもないが、そんな魔法はどこにも無いということですね。