ウクライナ、ロシア28集落制圧 侵攻後、最大級の打撃
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ウクライナ軍、ロシア軍双方にいえることですが、村をいくつ取った取られたといったことは、どうせ取られかえすので、大局への影響はないです。
鉄道の結節点や原子力発電所といった要所なら別ですが。
より重要なのは、どれだけの人的損害を与えたか、です。
捕虜に取った数を含めて。
ハマースのイスラエル襲撃などもそうですが、外国に攻め込んで、甚大な影響を与えたければ、要所の占領を維持できない場合、相手国民の子弟を捕虜にして連れ去るのが効きます。
この場合、徴集されて配備されていたロシア軍の若い兵士たちです。
もちろん、ウクライナ軍兵士が多数捕虜になる可能性もあります。ウクライナは自国防衛に徹してきたわけでそれをロシアは見透かしてきたからこそ、攻められっぱなしだったわけですが、別段、攻めようと思えば攻められたと。何も鉄壁の防御が張り巡らされているところに戦力を投入し続けなくても、がら空きのロシア領土を取ってそこと交換を求める、ないしは戦力の分散を狙うのは戦略的には割と普通のことではあろう。
エスカレーションを進めると、戦術面などでロシアがより危険な選択肢を選びかねないという状況も侵攻以前以後で大して変わらないとなれば、こうした選択肢を取るのは普通なのかもしれない。欧州や米国の支援があるからこそ、ウクライナによるロシア侵攻も実現しているわけで、代理戦争の様相が増してきている。(これもウクライナによる侵攻以前以後で構図は変わらないのだけれども、ロシアからすれば、より孤立を深める要因にはなるなあと。)少し心配なのは、今までは他国を侵略していたのでロシア軍の士気は低かったです。
しかし、自国が侵略されて自衛のための戦いとなると兵士の力の入り方が変わってきます。
やる気のなかったロシア軍を本気にさせてしまい、大きく流れが変わるきっかけにならないか心配です。