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台風5号の進路予想は?「線状降水帯」が形成されるおそれも

ハフポスト日本版
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注目のコメント

  • 千種 ゆり子
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    アスエネ株式会社 気象予報士、防災士

    記録的な量の雨が予想されています。岩手県や宮城県では、11(日)~12(月)にかけて雨が降り続き危険な状態となります。
    お盆ということで地元やゆかりのある地に想いを馳せる方もいると思いますので、岩手や宮城に親戚や知り合いがいる方は、是非連絡をして今日の日中のうちに安全確保を促してください。
    人には正常性バイアスがあり、災害時にはマイナスに働くこともあります。特に、じわじわと変化する事に対しては、気付きにくい心理状態である同化性バイアスに注意が必要です。やはり雨が強くなってきて「いよいよマズい」という状態になってからの避難は危険ですので、早くから安全な場所への移動を促すことです。


  • 今井 明子
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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    今回の台風は線状降水帯が発生する恐れがあるなど、雨についても懸念がありますね。東北は梅雨でも大雨が降りました。その大雨からさほど期間をおかずにまた大雨となると、より災害が発生しやすくなります。どうか気象情報をこまめにチェックし、命を守る行動をお願いします。


  • 山上 勇樹
    M.Architect/C.m.engineer/R.E.Notary&P.Manager/W.Coordinator

    地元情報を交えて追記します。
    何故に今回は三陸辺りで警戒されているか。岩手は東側に北上山地という2000〜1000米級の高山の列があります。

    そこに海から燃料を補給し続けられる台風の雨雲が直接ぶつかり続ける為に、太平洋沿岸地域で豪雨が降り続く可能性があるのです(雨で有名な紀伊半島の鷲尾と同じです)ちなみに2016年の甚大な被害を受けた岩泉町も同じ図式でした。

    分水嶺から海までが短いので、北上山地から太平洋に注ぐ河川は殆どが急流です。しかも今回は台風の動きが遅く長時間に渡り降り続く事が想定されるのと、被害が大きい台風の進行方向右側に三陸が当たる為に、特段の最大級の警戒が必要なのです。

    また翻ってみても、内陸の北上盆地は周囲からの雨が集まりやすく、あっという間に中級以下の河川は増水して氾濫の危険があります。嵩が増えていると思ってから避難するのでは遅いのです。恐らく北上川の五大ダムは、ほぼ事例がない位の事前放流をして、今回の台風に備えているはずです。

    何もなければそれでいい、来るとわかってる災害で命を落とすのは馬鹿げています。少しでも危険と思えば迷わず非難しましょう。「命あってのものだね」津波と同じです。


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