2024/8/12
【新潮流】GAFAMが「脱法M&A」に手を染めている
NewsPicksでは毎日、世界のトレンドの背景を追うシリーズを開始しています。月曜日は「Must Read(今週のビッグテーマ)」です
INDEX
- 💼「会社は買わない」が新しい
- 🪽「規制を逃れたい」という欲求
- 💣MS、アマゾン、グーグル…も調査中
- 🕸️全員がOpenAIになれるわけではない
💼「会社は買わない」が新しい
2022年、ノーム・シェイザーとダニエル・デ・フレイタスはGoogle(グーグル)での人工知能(AI)開発の仕事を辞めた。
彼らが語ったところによれば、この巨大テクノロジー企業の動きは遅すぎたという。そこで、彼らはチャットボットのスタートアップ、Character.AIを設立し、約2億ドル(約300億円)を調達した。
先週、シェイザーとデ・フレイタスはGoogleに戻ることを発表した。
彼らは、Character.AIの従業員の約20%と共にGoogleのAI研究部門に再び加わり、自社のスタートアップの技術を提供するディールを結んだと述べた。
しかし、Googleはこれらすべてを手に入れたにもかかわらず、Character.AIを買収するわけではなかった。