【解説】「巨大地震注意」南海トラフ臨時情報の本当の意味
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「巨大地震注意」とはいったい何なのか。耳慣れない言葉に戸惑った方も多かったのではないでしょうか。
気象庁が8日、「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。気象庁が発表にあたって助言を求めた評価検討会メンバーで、東京大学地震研究所の古村孝志教授に、臨時情報の捉え方について聞きました。
それにしても、巨大地震注意の発表があった直後だけに、昨日の緊急地震速報は正直焦りました。この地震と南海トラフの関係についても、古村教授に聞いています。
本記事を防災対応の一助にしていただければ幸いです。こういうのは本当に難しいと感じます
1週間という期間は1週間で別にリスクが下がるわけでもないが、社会的に許容される期間を考慮して設定したとのこと
今回は初回なので、南海トラフの危険が本当に迫っているということを周知するにはとても効果的だったと思いますが、結果何も起こらず(もちろん起こらないほうが良いですが)それが何度も繰り返されていくと、どうしても慣れてしまうというデメリットはあり、それを考えると出す方も慎重になってしまいます
とはいえ、いずれにしても日常をストップするわけにはいかない中では、結局は普段の備えをちゃんとするくらいしかできないのなら、日常備えレベルを底上げしたり、思い直したりする防災の日的な役割を果たせればよいのかもしれません地震直後の各局の特番で五月雨式に出てきた情報をまとめてくれているので、わかりやすくまた新たな情報も得られました。
『巨大地震注意がでないまま、突然巨大地震が起こる可能性の方が圧倒的に高い』という情報は、不安を煽られがちの人々の心理を落ち着かせるものですし、
『100年に1回の地震に備えるために普段の生活を犠牲にはできません。例えば地震が起きても安全に避難できるなら海の近くでも生活するなど、ある程度のリスクを許容する必要がある。』などは、とにかく警戒しろとしか言わないマスメディアより、はるかに説得力があります。
良い解説記事です。